スピリトーク(第1章)<闇属性/銀枠、金枠>
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【クロノス】嫌忌の片割れ
-
- クロノス
- ・・・・
・・・・・・。 - クロノス
- ・・・・あぁ、チャボですか。
すみません、少しボーッとしていました。
私らしくありませんね。 - クロノス
- えぇ、実は。
愚弟が、私の言いつけを守らず逃げ出したのです。
もう、これで何度目か・・・・。 - クロノス
- 昔から小狡い性格で、無駄に回る頭なので、
せめて、おとなしくしていろと言うだけ
そろそろ、無駄に感じて来ました。 - クロノス
- しかし、それで許す私ではありませんよ。
自分のしていることが、どれだけ愚かか、
その身に、叩き込まなければなりません。 - クロノス
- いいですか? チャボ。
もしも弟を見かけたら、
「必ず捕まえてやる」と、伝えてください。 - クロノス
- 認めたくはない事実ですが、
弟は、私を黄金色にしたような出で立ちです。
ゆえに毎晩、運命を呪う儀式をしています。 - クロノス
- まったく・・・・。
次に見つけたら、タダではおかない。
ブツブツ・・・・・・・・。
【クロノス/進化後】我儘の理由
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- クロノス
- まったく・・・・どこへ行ったんだ、あいつは。
このあたりに、逃げ込んだように見えたが・・・・。 - クロノス
- ・・・・! チャボではないですか。
どうです? あれからクソ・・・・
いえ、うちの愚弟を見かけましたか? - クロノス
- ・・・・
・・・・・・・・そうですか。
いえ、あなたが悪いわけではありませんよ。 - クロノス
- まったく、いつもどこでフラフラしているのか。
あなたも、ああなってはなりませんよ、
驚くほど、得をしませんから。 - クロノス
- 私は仕事が忙しいから、相手ができない。
あまり困らせないようにと、
あれほど、幼い頃から教えてきたのに・・・・。 - クロノス
- 思えば・・・・
あいつが、わがままになったのは
私と揃いの装束を、欲しがったときからか・・・・。 - クロノス
- ・・・・フッ。
昔は、もっと可愛らしいわがままで、
良い子だったはずなのですが。 - クロノス
- ですが今では、これも単かる昔話ですよ。
さて・・・・と。
私は、仕事に戻りますね。 - クロノス
- ええ。
・・・・あいつを見つける「お仕事」です。
チャボも無理せず、お気をつけて。
【アモン】自体実験
-
- アモン
- ぶつ・・・・ぶつ・・・・。
ぶつ・・・・ぶつ・・・・・・・・。 - アモン
- ・・・・ほう・・・・なるほど。
・・・・・・・・クックク・・・・そう来る、か・・・・。
想定外、だ・・・・。 - アモン
- ・・・・ん? チャボ、か。
読書に没頭していて、気づかなかっ、た。 - アモン
- ・・・・
・・・・・・・・なんだ、と?
よく気がついたな。この小さなツギハギ、に。 - アモン
- いや、直さずとも構わ、ん。
これは、俺が好きでやっていることだから、な。
癖のようなものだと、思えばいいだろ、う。 - アモン
- それに、この衣服も容姿、も
なかなか気に入ってい、る。
あんたらからは、理解されずとも、な。 - アモン
- どう、だ? 今度、俺の実験を手伝う、か?
クックク・・・・冗談、だ。
ひとりのほうが、かゆいところに手が届、く。 - アモン
- ・・・・かゆいところに、手が届く、か・・・・。
次は、そういう身体にしてみて、も
良いかもしれん、な・・・・。 - アモン
- クックク・・・・ククッ・・・・・・・・。
クルックク・・・・クルック、クッ・・・・。
【アモン/進化後】とっても刺激的
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- アモン
- 呼んだか、チャボ。
用件は早めに済ませ、ろ。
腰が痛、い。つまり腰痛、だ。 - アモン
- ・・・・
・・・・・・・・これは・・・・。
新しい服だ、と・・・・・・・・? - アモン
- ・・・・まった、く・・・・。
気にするなと、言っただろ、う。
俺はすぐにボロボロにしてしまう、そ・・・・。 - アモン
- ・・・・
・・・・・・・・わかっ、た。
とりあえず、着てみよう・・・・。 - アモン
- む・・・・袖の通し方、が・・・・わから、ん・・・・?
服を着ること、は、
こんなに難しかったの、か・・・・! - アモン
- これ、だ・・・・!
恒常化していた、俺の実験、に・・・・、
足りないものは、この刺激、だ・・・・!! - アモン
- 感謝する、チャボ・・・・!
今すぐ戻り、うまく服を着なけれ、ば! - アモン
- 完璧に着こなせたら、見せに来よ、う。
それまで、覗かないでく、れ。
クルックク・・・・ククック、クッ・・・・。
【ン・ラアメ】執行方法ヲ選べ!
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- ン・ラアメ
- ヤァ! チャボ!
キミ、罪ヲ重ネテキタ顔、シテルネエ!
ウ~ン、イイネ! イイネ! 最高ダヨ! - ン・ラアメ
- 僕ハ愛ノ死神、ン・ラアメ!
処刑団ノトップニ君臨スルかりすまサ!
コレカラモ、ドォーゾ、ヨシナニ! - ン・ラアメ
- 君ノ罪ノ数、僕二ハ隠セナイヨォ?
ウンウン。辛イ思イヲ、シテキタンダネェ。
デモ、罪人二ハ、処刑ダヨッ♪ - ン・ラアメ
- ドウシチャオッカナー?
僕ハ鎌デ、ずばっト! ガ、オ得意科目ダケド
特別二、君ノ好キナヤリ方デモ、イイヨ! - ン・ラアメ
- 僕ハ、イイ子ノ、オ客サン二ハ、優シイノサ!
逆二、嘘ツキハ、ダーイッ嫌イ!!
嘘ツキハ、一番ノ、重イ罪! (ラアメ調べ) - ン・ラアメ
- サァーテ、ドウスル? ドウスル?
ドウシチャウ?
サーン、ニーイ、イーチ・・・・。 - ン・ラアメ
- ・・・・アワッ!
ソウイエバ、モウ、コンナ時間ダ!
仮面くんトノ、待チ合ワセニ、遅レチャウヨ! - ン・ラアメ
- 君ィ、命拾イシタネッ!
モシカシタラ、僕ヨリモ、強イ死神ガ
憑イテイタリシテ・・・・。ケタケタケタッ!
【ン・ラアメ/進化後】出血大さーびす!
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- ン・ラアメ
- ヌーッ!
ケタケタケタッ!
らあめ直々に、会イニ来タヨッ! - ン・ラアメ
- コノ日ノタメニ、鎌ヲ、新調シテキタンダ!
ドウ? スッゴク、きゅーとダロウ?
君ノタメダヨ! 君ノタメ! - ン・ラアメ
- ソレニ、切レ味も、ぐれーどあっぷ!
触ラナクテモ、切レチャウカラ
実ハ、らあめノ足モ、ずばずばナノハ、秘密サ~! - ン・ラアメ
- チャボニハ、友情割引モ、デキルヨ!
今ナラ無料デ、君ヲ、出血大さーびす! - ン・ラアメ
- サァサァ、早ク決メナイト!
言ッテクレナキャ、鎌ノ切レ味、試シチャウゾ!
ドウスル? ドウスル? - ン・ラアメ
- イックヨー。
サーン、ニーイ、イーチ・・・・。 - ン・ラアメ
- ・・・・アワッ!
ダダ、大王様二、呼ビ出サレテイタノヲ忘レテタ!
出血大さーびす、クラッチャウヨォ~。 - ン・ラアメ
- 君ィ、マタ命拾イシタネッ!
デモイツカ、絶対ニ、僕が、切ッテアゲルヨ!
友情割引も、無期限デ、おっけーサ!
【メイオウカッカ】カッカ隊に入隊!?
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- メイオウカッカ
- おい、貴様。
ここへ来て、名を名乗れ。 - メイオウカッカ
- ・・・・チャボ、か。
フッ、大したことのない名前だな。 - メイオウカッカ
- 我が名は、常夜の小魔王メイオウカッカ。
格式高い「メイオウー族」の血を引き、
いずれ、冥王となる者だ。 - メイオウカッカ
- ・・・・
・・・・・・・・ふっ。
私を前にして動じないとは、面白い。 - メイオウカッカ
- 貴様が気に入ったぞ!
私の隊に入るが良い・・・・。
血塗られたレッドキャップ族の子よ! - メイオウカッカ
- ・・・・と言って、頷く玉でもあるまいな。
それを見抜いた上での勧誘だ。
私も、もちろん動じはせん。 - メイオウカッカ
- 近頃は、骨のある者が少ない。
機嫌を伺って、のし上がろうとするものばかり。
挙句の果てには、私のサインなどねだる者もいる。 - メイオウカッカ
- 闇に司る冥府の誇りは失われたのか・・・・、
実にくだらん。
退屈しのぎにもならんのだ。 - メイオウカッカ
- ・・・・しかしな。
貴様のその目は、紛れもなく戦士の瞳だ。
内に秘める闘志、良いではよいか。 - メイオウカッカ
- 貴様がいつでも入隊できるよう、
紫の帽子くらいは用意しておいてやろう。
待っているぞ!
【メイオウカッカ/進化後】最終試練
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- メイオウカッカ
- チャボよ。
あれから返事がないが・・・・。
やはり、入隊の意志は無いということか。 - メイオウカッカ
- もう貴様の度胸試しをしている訳ではない。
常闇の小魔王メイオウカッカが、
こんなに頼んでも頷くことはせんか。 - メイオウカッカ
- ・・・・
・・・・・・・・。
・・・・・・・・クックック・・・・。 - メイオウカッカ
- ・・・・いいぞ、チャボ。
貴様こそ、真の戦士と認めよう! - メイオウカッカ
- 貴様が私について来ると踏んだ瞬間、
貴様の元を、離れることを決めていた。
もちろん、それこそ惜しいがな。 - メイオウカッカ
- だがな。
忠心を誓うということは、そういうことだ。
自身より弱き者に、誰が主と慕う? - メイオウカッカ
- 私は「メイオウー族」の血を引く者。
いずれ貴様の元を離れ、
総ての闇精霊を統べる冥王となろう。 - メイオウカッカ
- そうなるまでは・・・・
私は堂々と、貴様に従わせてもらう。
芝居はもう終いだ。 - メイオウカッカ
- ・・・・あぁ、そうだ。
紫の帽子を作らせたのは、真実だ。
クックック・・・・きっと似合うぞ、我が主よ!
【マクティーポ】何して遊ぼっか?
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- マクティーポ
- ふふっ、くすくすくす。
キミ、どこに行くの? - マクティーポ
- こんにちは、ボクの名前はマクティーポ。
キミの名前は・・・・。
うーんと、忘れちゃった♪ - マクティーポ
- くすくすっ。
ボク、今すごーくタイクツしてるんだ。 - マクティーポ
- チクチクするのも、
ブチブチするのも飽きちゃって。
グツグツするしかないかなぁ。 - マクティーポ
- あっ、そうだ!
ボクの妹で・・・・じゃなくて、妹と遊ぶ?
あいつ、トモダチがいないんだ。 - マクティーポ
- それとも、ボクの本を貸してあげようか?
とっても面白い魔法の本や、生き物の本だよ。
ボク、お勉強が好きなんだ! - マクティーポ
- くすっ・・・・くすくす。
ううん、なんでもない。
キミの顔、面白くって。くすくす。 - マクティーポ
- よーくわかるよ。
深い翠色の瞳が揺れて、
まるでキャンディみたいで、美味しそうだなぁ。 - マクティーポ
- くすくす、あははっ! 冗談だよぉ!
それにボク、甘い物は大キライなんだ。 - マクティーポ
- ボクはやっぱり、妹と遊ぶことにしたよ。
キミとも仲良くなれるといいな。
じゃあね。・・・・チャボクン!
【マクティーポ/進化後】完璧なボク
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- マクティーポ
- ヤッポー、赤帽クン!
ごめんごめん、名前覚えるのが苦手でさ。 - マクティーポ
- この間は、一緒に遊べなくてごめんね。
あれからあんまり会えなかったね。
キミは何してたの? - マクティーポ
- ・・・・
・・・・・・・・へぇ、お友達と遊んでたんだ。
キミの話は、いつも面白いなぁ。 - マクティーポ
- ボク? ボクは別に、話すことなんか何もないよ。
だって、何もしてないからさ。
だいたい本を読んで、勉強してるだけ。 - マクティーポ
- ボク、生まれつきなんでもデキちゃうから
本を読んでも、知ってることばっかり。
何をやってもタイクツだよ。 - マクティーポ
- このボクが、わからないことはね。
ボクは、どうして不幸なんだろうって・・・・、
それだけさ。 - マクティーポ
- ・・・・
・・・・・・・・くすくすっ!
あ~、面白かった! - マクティーポ
- キミ、すっごく親身に話を聞いてくれるんだね。
もうその顔が、おかしくておかしくて・・・・。
ずっと笑うのをガマンしてたんだよ。 - マクティーポ
- なんでもデキて、なんでも持ってるこのボクが!
恵まれすぎた、このボクが!
タイクツなんか、してるワケないじゃない!! - マクティーポ
- ねぇ、チャボクン。
チャボクン。チャボクン。
・・・・ボクは、なんでも持ってるよね?
【シェドイー】あれだけは苦手
-
- シェドイー
- ・・・・!
主人よ、起こしてしまったか。 - シェドイー
- すまない。
相棒が、生ける魂を求めて暴れ出したのだ・・・・。 - シェドイー
- 案ずるな、主人よ。
すぐ戻る。それに我らだけで十分だ。
主人の手を煩わせるほどヤワではない。 - シェドイー
- 十分な量を与えても、
偶にこうして目を覚ます晚がある。
興奮してしまっては、流石の私も止められぬ。 - シェドイー
- 特に魂ともなると、
新鮮なものしか与えられぬのでな。
なんと、利己的な食事であろう。 - シェドイー
- ・・・・だが我らは、生まれ落ちてから
生きるも死ぬも、同じ運命を辿る身。
互いが互いの為に、生きると決めている。 - シェドイー
- フッ。相棒がわがままだと、苦労をするぞ。
主人よ、身体を休めておけ。 - シェドイー
- ・・・・あぁ、それから。
我らが戻るまで、光を灯さぬように頼む。
苦手なのだ・・・・あればかりは、な。
【シェドイー/進化後】相棒だから
-
- シェドイー
- ・・・・!
主人よ、またも起こしてしまったか。 - シェドイー
- すまない、そのつもりは無かったのだ。
ただ、少し・・・・
・・・・グォオッ! 光が・・・・射したのでな・・・・! - シェドイー
- 主人と過ごすようになってから、
だいぶ自身で、コントロールできるようになった・・
・・ - シェドイー
- ・・・・フッ。
こんな時も、相棒は文句一つ言わずに、
我が背中に乗っていてくれるのだ。 - シェドイー
- 迷惑を被るときもあり、かけるときもある。
時に、怒りをぶつけ合うことはあれど、
それでも我らは、いつでも二人で一人。 - シェドイー
- 相棒とは、いいものだ。
いつかもし、離れるときがあったとしても・・・・
その魂は一つだと、我らには分かる。 - シェドイー
- クッ・・・・しかし、少し・・・・まだ、いかんな。
我らは、少し離れる。
何かあったら、直ぐに呼ぶと良い。 - シェドイー
- ・・・・あぁ、それから。
我らが戻っても、光を灯したままで良い。
・・・・慣れていくつもりなのだ、少しずつ。
【リーサリーナ】羽衣を見つけて!
-
- リーサリーナ
- んもぉ、ちょっと信じらんない!
あたしの羽衣がなーーい!
ウソーッ! どこ行っちゃったのよ!? - リーサリーナ
- あっ、チャボ!
あんた、あたしの羽衣見なかった?
紫で、こう・・・・とにかくキレイなヤツ! - リーサリーナ
- ・・・・まっ、あんたが知ってるワケないわよね。
聞いたあたしがバカだった~ん。
どうせ、自分で無くしたんですー。 - リーサリーナ
- ・・・・にしても、ヤバくない?
アレがないと踊れない、っていうより・・・・
アレじゃないと、ダメなんだっつーの! - リーサリーナ
- ねえ、チャボ!
あたし、アレがないと生きていけないの!
もしも見つけたら、すぐあたしに言って!! - リーサリーナ
- あぁ、もう・・・・っ!
今日はこの、代わりのでもいっか・・・・。
布はなんでも、踊れるし・・・・。 - リーサリーナ
- はぁ~ぁ・・・・。
気分、乗らない・・・・。
ホント、どこやっちゃったんだろ・・・・。 - リーサリーナ
- チャボ!! ・・・・っ見つけたら!
絶対絶対絶対!! すぐ言ってよね!?
紫の羽衣、いいわね!?
【リーサリーナ/進化後】あの時
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- リーサリーナ
- ・・・・はぁ、はぁ・・・・。
ぜぇ、ぜぇ・・・・・・・・。 - リーサリーナ
- もう・・・・何回言ったかわかんないけど・・・・、
見つけてくれて、ありがとう・・・・。
あんたの、おかげ・・・・よ・・・・。 - リーサリーナ
- こんなに声が枯れるまで、
誰かにありがとうなんて、言ったことないわ・・・・。
・・・・。 - リーサリーナ
- ・・・・今の、ありがとうの半分でも・・・・、
ううん、ひとつでも。
あの時に言えたら良かったのになぁ。 - リーサリーナ
- あたしね? チャボ。
昔、超仲良い親友がいたの。
ムカつくから、名前忘れたケド・・・・。 - リーサリーナ
- あたしたち、いつも一緒だった。
プロポーションは負けてないけど・・・・、
その頃は、あいつの方がチカラが強かったのね。 - リーサリーナ
- 精霊としての、潜在能力・・・・。
すごく悔しくて、負けたくなかった。
負けてるって思いたくなかったの。 - リーサリーナ
- ある日、あたし・・・・。
そんなことばっかり考えてたから、
びっくりするくらいのヘマしちゃって。 - リーサリーナ
- ううん、ヘマじゃない。
あいつができることを、
あたしはできなかっただけなの。 - リーサリーナ
- その事実が受け入れられなくて・・・・。
あたし、とんでもないことをしたわ。
今も。そう・・・・後悔してる。 - リーサリーナ
- あの時。
あいつが、差し伸べてくれた手を取って、
ありがとう・・・・って、言えばいいだけだったのに。 - リーサリーナ
- あいつだけじゃなくて、あたしは・・・・。
・・・・
・・・・・・・・たくさんの光を、裏切ったのよ。 - リーサリーナ
- ・・・・なんてねっ。
あんたには関係ない話だし、
聞いてなかったことにして、闇に埋めちゃって! - リーサリーナ
- でも、もしいつか。
あいつに、また会う日が来るなら・・・・。 - リーサリーナ
- あの日のあたしより、ずっと強くなった証拠に、
あいつをひねりつぶしてから、
ありがとうって言ってやる!