リンクトーク（第３章）
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【ヨイドレ、ヴァンシイ】ママと常連のキオク
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- ヨイドレ
- ウィ～、ヒックン。
ヨイドレ、ヨイドレ。
きもちＥ～。 - ヴァンシイ
- なにぃ、もうできあがっちゅうが？
あっはっはっは！
しょうがないねぇ。 - ヨイドレ
- オラの酒だい、ぐびぐびっ。
ヴァンシイも呑めよう。
ヒックラ、ヒックラ。 - ヴァンシイ
- ほらぁ、こぼしちゅうやんか！
まっこと、バカやねぇ。
あっはっはっはっは！！ - ヨイドレ
- うるせえやーい！
オラは、酒があれば幸せなんだよう！
ヨイドレ、ヨイドレ････ウィ～。 - ヴァンシイ
- あっはっはっは！
それは、うちも同感や。
ほんじゃあ、カンパイをお願いできるろうか？ - ヨイドレ
- おー！ ヒックン。
カンパーーーーイ！！！ - ヴァンシイ
- 乾杯････
ぷはぁ！
ほんに、あんたが持っちゅう酒が最高やね。 - ヨイドレ
- あったりまえだ！
オラ以上に酒を愛する奴がいて
たまるかよう！ - ヴァンシイ
- わかった、わかった。
こんなに酒をあおりゆうのに
すーぐ酔っ払えるんは、羨ましいちや。 - ヨイドレ
- んん？ あんだって？
フ～ラ、フラフラ。
どっこらせ････グーグーグー。 - ヴァンシイ
- ちょっ････コラ！ もう。
あんたは、いっつもそう。
宴会はじまって、すんぐに寝てしもうてよ。 - ヴァンシイ
- ････その幸せなカオ、
うちはキライやないけんとねぇ。 - ヴァンシイ
- あっはっはっは！！
げにまっこと、マヌケながやき。
････まぁ。 - ヴァンシイ
- あんたがそうやって
グースカ寝ちょってくれるおかげで････。
････よいしょ。 - ヴァンシイ
- うちはこうして、誰にも見られずに
マスクを外すことが
できるがやけんどね。 - ヴァンシイ
- ふぅ････しっぽり。
今夜も月が、綺麗やねぇ････。
【ノノンカ、ルネ】なづけおやのキオク
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- ノノンカ
- おまえ、だーれー？
ノノンカ、しらかい。
みたことない、へんなやつ！ - ルネ
- 変な奴とは、ひどいです。
僕は、名もなき生命体です。
いかがでしょうか。 - ノノンカ
- にゃははっ！ やっぱり、ヘン！
なまえ、ないの、ヘン！ - ルネ
- 僕は、僕ならざるものです。
では僕も、あなたの名を
聞いてもよろしいでしょうか。 - ノノンカ
- うん！ ノノンカ！！
ノノンカ、ノノンカ！！ - ルネ
- ノノンカ、ですか。
不思議な響きですね。
では、あなたの名はどなたがつけたのですか。 - ノノンカ
- ？ なまえ、どなた？
ノノンカ、わかんない。
ノノンカ、それ、しらなーい。 - ノノンカ
- でも、ノノンカ！
みんな、ノノンカ、よぶ！
だから、ノノンカ！ - ルネ
- みなが呼ぶから････ですか。
けれど、僕は誰にも呼ばれたことがありません。
どうしたら、名前ができるのでしょう。 - ノノンカ
- うー････。
うー、ん････？ - ノノンカ
- ････あっ！
ノノンカ、つける！
おまえ、なまえ！ ノノンカ、つけるー！！ - ルネ
- あなたが？
面白いです、良いと思います。
どんな名前が付けられるのでしょう。 - ノノンカ
- ？ うー････････。
････あっ！！
ノノンカ、わかったー！ - ノノンカ
- おまえ、ルネ！
なまえ、ルネー！！ - ルネ
- ルネ････？
思ったより、おかしな名前じゃなかったですね。
どういう意味ですか。 - ノノンカ
- ？ わかんない！
でも、おまえ、ルネ！
きーまーり！ - ルネ
- ････。
分からない、ですか。
それも良いでしょう。 - ルネ
- 僕は、ルネです。
あなたがはじめて、
僕を呼んでくれたから。 - ノノンカ
- おー！ ルネ！ ルネ！！
ノノンカ、ルネ、おともだち！
にゃはははっ！！ - ルネ
- にゃはははっ！！！
【ブルーサタン、ラミアンジェ】カレピッピのキオク
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- ラミアンジェ
- あ～あ。ヒマヒマ。
どこかにイイオトコでも
いないかしらん････。 - ラミアンジェ
- ････あらん？
ちょっとボヤいてみたら
あんなところにイ～イオトコん････。 - ブルーサタン
- ひっ････！？
の、のんだぁ！？ 悪寒が････。
うう、ざぶざぶ。 - ラミアンジェ
- ねぇ～ん、そこのハンサム。
おまえ、水のトコロの悪魔でしょ？
色気があっていいわん････。 - ブルーサタン
- うわっ！？ お、おなご！？
冗談は、よしでぐれ！
そ、それと････ああ、あんまり近づぐのっ！ - ラミアンジェ
- やん。もしかして照れてるのん？
あたしのような美女を、目の前にしたんだから
その気持ちも分かるけど････。 - ラミアンジェ
- くすすっ！
かっわいい～ん！
おまえ、あたしのカレシにしてあげる！ - ブルーサタン
- カカ、カレシぃ！？
頼んでねし、聞いでね！
僕がいづ、なりてえど言った！？ - ラミアンジェ
- そんなの、顔に書いてあるわん。
ほら、あたしの目を見て････？
もっと、もーっと近くよん････。 - ブルーサタン
- い、いい！ やめでぐれ！！
離れろーーーーっ！！ - ラミアンジェ
- ････なによん。
おまえもあたしを突き放すのねん。
泣くのはいつもオンナなのん。 - ブルーサタン
- ななっ！？
今度は、いぎなりしょんぽりど････。
････だぁ、もう！！ 仕方がねの！ - ブルーサタン
- と、と、
ともだち････ってごどさ、
しておいてやら。 - ラミアンジェ
- ････ほんと？
- ブルーサタン
- ほっ、本当だ！
悪魔さ、二言はねえ！ - ラミアンジェ
- やん、うれしいん！
じゃあ、さっそくデートに行くのん。
ダーリん♪ - ブルーサタン
- だ、バッカ言うな！
ともだちって、言っただげだ！！ - ブルーサタン
- あああ････。
だがら、おなごはニガテなんだ････。 - ブルーサタン
- 助けでぐれ････レッド～････。
【コイル、アポロカリフ】謎のお客のキオク
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- アポロカリフ
- オオ････オオオ････････。
コイルヨ････。
今日ハ空イテイルカ････････。 - コイル
- ジジッ！？
これはアポカリさん！
今日はいつにも増して、コリコリのようでジ！ - コイル
- モチロンでジジ！
そろそろアポカリさんが来るんじゃないかって
店を開けておいたでジジ！！ - アポロカリフ
- アガガ････痛ミ入ル････。
肩ト腰ガ爆発シテ････
ドウニカナリソウナノダ････。 - コイル
- かろうじて肩は分かるでジが、
相変わらずアポカリさんの腰は
どこなのか分かりにくいでジジ････。 - コイル
- でも！
コイルに任せれば一発でジジ！
さぁさぁ、そこに転がるでジジ！ - コイル
- ････おや？
アポカリさん！
お背中、ケガしてるみたいでジジ！！ - アポロカリフ
- ････？ ケガ？
我ヒトリデハ、気付カナカッタ････。
一思イニ、ビリビリヤッテクレ。 - コイル
- こういう時は、ピリピリしちゃダメでジジ。
優しくさすさすするのが、正解でジ。
さすさす、さすさす。 - アポロカリフ
- オオ････。
ビリビリヨリモ、何故力刺激的････。
気持チ良クナッテキタ････。 - コイル
- そうでジジ。
コイルは何も、ビリビリだけじゃないでジジ！
これがプロでジジ！ - コイル
- ････ジジッ！？
もも、もしかして！
アポカリさんの腰って、ココでジジ！？ - アポロカリフ
- オアア････。
ソコニ触レルト、コソバユイ故、アマリ････
クッ、クッ、クルルック････！ - コイル
- ジジジ！
アポカリさんが悶えてるでジジ！
えいえい！ えいえい！ - アポロカリフ
- クルルッ、クック････！
ヤメ、ロ････！ クルルルッ！
クルルック！ クックル！ - コイル
- アポカリさん。
その笑い方、なんだかどこかで
聞いたことがあるでジジ。 - コイル
- むか～し、一回だけ来た
お客さんだった気がするでジが････。
誰だったか思い出せないでジジ。 - アポロカリフ
- ････････。
思イ出サナイ方が良イコトモアル、ゾ。
クルルック････。
【オノドリーン、ゲルド】チチオヤのキオク
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- オノドリーン
- ゲルドよ、戻っていたのか。
まったく貴様は、約束したかと思えば
平気でその痕を濁さずに飛び立つ癖がある。 - ゲルド
- ギッギッギ。
悪く思うな、同志よ。
固いこと言うもんじゃねえだろうぜ。 - オノドリーン
- 小面倒な性格だ。
まったく、子どもでもあるまいし
我に迷惑をかけるな。 - ゲルド
- なぁに、甘やかしてくれや。
これでも毎日、お前の言ってる
「子ども」とやらの相手をしてやってんだ。 - オノドリーン
- 我がどれだけ貴様を甘やかしているか････。
少しは感謝してもらっても
良いものだと思うがな。 - ゲルド
- ギッギッギ！
世話してると思ってるのはお前だけだぜ。
オノドリーン、調子に乗るなよ。 - オノドリーン
- 何を、ゲルドよ。
貴様こそ思い上がるな。
我に逆らい、ただで済むと思っているのか。 - ゲルド
- だから、俺とお前の仲だろって
話をしてるじゃねえか。
お前もたまにはヒトに甘えてえだろ。 - オノドリーン
- 甘える必要がない。
我は、貴様とは違うのだ。 - ゲルド
- 言ってくれやがる、クソ野郎。
････顔を出さねえのは、お前じゃねえか。
久々に見たぜ？ その生意気なツラ。 - オノドリーン
- ････････。
- ゲルド
- たまには見せろよ。
俺はお前を、これでもダチだと思ってるんだぜ。
お前が思っていなくてもなあ！ - ゲルド
- それに、娘もでかくなったじゃねえか。
お前に以ないで良かったぜ。
ヨメにそっくりじゃねえか、ギッギッギ！！ - オノドリーン
- 下世話な言い方をするな。
････ドリアリーも、会いたがっているからな。
「おじさま」に。 - ゲルド
- ギッギッギ！
あの赤ん坊に「おじさま」なんて
呼ばれる日が来るとはオドロキだ！ - ゲルド
- 仕方ねえやな。
蝶ネクタイのひとつでもして
会いに行ってやるよ。 - オノドリーン
- ふっ。
････あぁ、たのむ。