リンクトーク①(第2章)
【チーボー、ユミユミ】おべんとのキオク
-
- チーボー
- ユミユミー、
待っておくれよ~。
- チーボー
- ぼく、もうつかれたよ~。
あそこで休んでいこうよ~。
- ユミユミ
- チー兄ちゃん、
さっきも勝手に休んでたじゃない!
ユミユミ、全然疲れてないのよ。
- チーボー
- ぼく、行きたいって言ってないのに・・・・。
ユミユミが
勝手に連れてきたんじゃないか~。
- チーボー
- お腹すいたよ~。
もうダメだよ~・・・・。
- ユミユミ
- ・・・・もう!!
チー兄ちゃんはホントに体力ないのね!
仕方ないから、ちょっと早いけどお弁当にする?
- チーボー
- わーい! おべんと、おべんと!
ぼく、ユミユミのおべんとだーい好き。
- チーボー
- だってねぇ、だってねぇ!
おいしいんだもん!!
- ユミユミ
- ・・・・チー兄ちゃんは、
ほんっとに調子いいんだから。
- ユミユミ
- でも、そう言ってもらえると、
早起きして頑張った甲斐があったかも!
- チーボー
- ユミユミの卵焼き、だーい好き。
今日はぜんぶ、ぼくのだー!
- チーボー
- ぱくぱく。
ぱくぱく。
もぐもぐもぐもぐ。
- ユミユミ
- あ一っ!
全部食べていいとは言ってないわよ!
- ユミユミ
- ・・・・ユ、
ユミユミの分が無くなっちゃった!
- チーボー
- えー、もう食べちゃった。
ユミユミは、卵焼き作れるんだからさー。
帰ったら、自分でつくればいいじゃん!
- ユミユミ
- ・・・・、
・・・・・・・・そういうことじゃないんだけど。
ユミユミだって、お腹すいてるんだけど。
- チーボー
- ??
ユミユミ、なんで怒ってるの?
- チーボー
- さっきまで、ニコニコしてたのに!
ぼく、
おべんと好きだって褒めたのにー!
- ユミユミ
- ソレとコレとは、別なのよ!
バカバカ!
チー兄ちゃんのバカ大明神!!
- ユミユミ
- ああもう、ホントにこのきょうだいは・・・・!
ユミユミがいないと、
ホントダメなんだから!!
【モモリタ、ロッドウ】笑顔と涙のキオク
-
- ロッドウ
- あ、あの・・・・。
- ロッドウ
- あの、あの・・・・・・・・。
僕・・・・。
- モモリタ
- なんなのだわ?
あなた、どなたなのだわ~?
- モモリタ
- 今、少し忙しいのだわ。
ちょっと後にしてほしいのだわ!
- ロッドウ
- あうっ・・・・!
で、でも僕・・・・今、これを届けないと・・・・。
とっても困っちゃうんだよ・・・・。
- モモリタ
- ・・・・困っちゃう?
- モモリタ
- 困っている子は、
ちょっと放っておけないのだわ!
わたしに、何かできることはあるのだわ?
- ロッドウ
- あ、えっと、えっと・・・・。
これ・・・・君に・・・・届けなくちゃいけない、
悲しいこと・・・・なんだよ。
- モモリタ
- あららこらら!
悲しいこと!?
- モモリタ
- そういえば今日、
棚からヨンカラストーンが
出てきたのだわ。タナヨンだったのだわ。
- モモリタ
- 楽しいことのあとは、悲しいことがあるのだわ。
確かに受け取りました、なのだわ。
いつもいつも、ご苦労様なのだわ~。
- ロッドウ
- 僕・・・・ご苦労様なんて・・・・。
言われること、してないんだよ・・・・。
嬉しいことを、届けにきたんじゃないのに・・・・。
- モモリタ
- ふふふ。
おかしなことを言う子なのだわ。
- ロッドウ
- 悲しいことを届けるのは、
勇気がいるのだわ。
それを担っているのは、偉いことだと思うのだわ。
- ロッドウ
- え、えらい・・・・?
- ロッドウ
- 僕は、嬉しいことだけを届けたいんだよ。
君だって、
嬉しいことのほうが好きでしょう?
- モモリタ
- 嬉しいことの後には、
悲しいことがあるのだわ。
そんな当たり前のこと、わかっているのだわ。
- モモリタ
- 昨日はナナイロバナナの皮で転んじゃったけど、
今日はタナヨンだったのだわ。
悪いことがあるから、いいことがあるのだわ。
- モモリタ
- あなたと次にまた会った時、
嬉しいことを届けてくれるのを待つのだわ。
わたしは、それを楽しいと思うのだわ。
- ロッドウ
- う、うん・・・・!
- ロッドウ
- 僕、また君に、
嬉しいことを届けに来るんだよ!
だから、必ず待っていてほしいんだよ・・・・!
【イグニス、ランス】ウソツキのキオク
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- ランス
- えーん、えーーーーん。
ぷえーーん、えーーーーん。
- イグニス
- やや、そこのおじょうちゃん!
どうしたんだと!?
ケガしてるんだと!?
- ランス
- ぷえーん、ぴえーん。
いたいよう、おじたん。
おヒザ、擦りむいちゃったの・・・・。
- イグニス
- なんど!
それは大変だど!
オイドンがおぶってやるど!!
- イグニス
- うーん、ここからだど・・・・。
そうだど!
ラダマンティの所へ行って、治してもらうど!
- ランス
- いっ!?
ラララ、ラダマンティ!?
- ランス
- いつ、いい!
いいの! いいの!
あのおじたん、コワくてニガテなの!
- イグニス
- わっはっは!
確かにラダマンの旦那は、
顔はコワいけど、どっでも優しいど!
- イグニス
- でも、おじょうちゃんが
コワいというなら、しゃーないど。
さて、どうするど・・・・。
- ランス
- うーん・・・・。あっ、そうなの!
光の聖域までおぶってくれたら、
もう大丈夫なの!
- ランス
- ありがとうなの、優しいおじたん。
それでね、
もういっこお願いがあるの・・・・。
- イグニス
- なんだど?
おじょうちゃん。
オイドンに、なーんでも言うんだど。
- ランス
- ラダマンティのおじたん、
お気に入りのパイプが無くなっちゃったと
思うんだけど・・・・。
- ランス
- あれ、「てぃーすりーえっくす」っていう
悪いドロボーのシワザなの!
あいつらが盗ってるトコ、見たの!!
- イグニス
- ! な、なんだど!?
そんなことする奴らじゃないはずだど・・・・。
・・・・っと。
- イグニス
- ・・・・ここからは光の聖域だな。
火のオイドンはここまでだ。
おヒザ、大丈夫だど?
- ランス
- うん、ありがとう。
大丈夫なの!
優しいおじたん・・・・。
- ランス
- あたち・・・・。
おっきくなったら、
おじたんのおよめたんになる!
- イグニス
- ・・・・
・・・・・・・・わっはっは!
- イグニス
- こーんなおじさんと
結婚だなんて、いいことねえど!
達者でな!
- ランス
- ・・・・
・・・・・・・・。
- ランス
- ・・・・
・・・・・・・・ケケケッ!
これだから、火のおっさんどもはチョロいぜ!
- ランス
- ここまで来れば、
ラダマンのおっさんも入れねえしな。
さーて、次は何をパクろっかな? ケーケケケッ!
【カギンシ、ダースケ、ウォーミッチ】パワーコードのキオク
-
- ウォーミッチ
- ガァアッハッハッハッハッ!!
カギンシッ! ダースケッ!
俺に言いたいことがあるらしいなッ!?
- カギンシ
- はいはいはーい!
カギンシ、いっぱいあるんだシー!
カギンシの主張から聞いてほしいんだシー!!
- ダースケ
- なんダと、カギンシ!
ダーが先にお呼び立てしたのダ。
ダから、ダーの為にいらっしゃったのダ。
- カギンシ
- 違うんだシー!
カギンシに会いに来てくれたんだシー!
ウォーミッチ様、そうだシー!?
- ダースケ
- ウォ・・・・
ウォーミッチ様!!
- カギンシ
- ウォーミッチ様~!!
・・・・んだシー!!
- ウォーミッチ
- ・・・・、
・・・・・・・・。
- ウォーミッチ
- ・・・・・・・・ガァアッハッハッハッハッ!!
- ウォーミッチ
- お前らふたりの為に来たに、決まってんだろッ!!
バカで可愛いなッ!?
このバカどもッ!!
- ダースケ
- カギンシを甘やかさないでほしいのダ!
また調子に乗るのダ!!
ヤンヤ! ヤンヤ!!
- カギンシ
- 調子に乗ってるって言ったほうが、
調子に乗ってるんだシー!!
ヤンヤ! ヤンヤ!!
- ウォーミッチ
- ガァアッハッハッハッハッ!!
お前ら、一体なんの用があって来たッ!?
用がないなら、俺は帰るぞッ!!
- カギンシ
- ハッ!
そうだったシー!!
- カギンシ
- えっとー、あのー・・・・。
シー・・・・。
- ウォーミッチ
- なんだッ!? なんだッ!?
早く言えッ!!
- ダースケ
- はいはい! ウォーミッチ様!
ダーが言うのダッ!!
- ダースケ
- ウォーミッチ様!
お誕生日おめでとうございます!
・・・・なのダ!!
- カギンシ
- あっ!
ダースケ、ズルいんだシー!!
カギンシが言いたかったんだシー!!
- カギンシ
- ウォーミッチ様!
これ、カギンシからのプレゼントなんだシ!
- カギンシ
- ・・・・
・・・・・・・・ついでに、
ダースケにもあげるんだシー。
- ダースケ
- つ、ついで!?
ダーのことをついで扱いするダと!?
ヤンヤ! ヤンヤ!!
- ウォーミッチ
- よせ! よせ! お前ら!!
ガァァアアッハッハッハァアッ!
オォンッ!!!
- ウォーミッチ
- このバカタレどもッ!!
漢気を感じさせるじゃねえかッ!!
- ウォーミッチ
- お前らふたりまとめて、
一生、この俺について来いッ!
ガァアッハッハッハッハッ!!!!
- ダースケ
- ウォーミッチ様・・・・。
一生付いていくのダッ!!!!
- カギンシ
- カギンシも、ついてくんだシー!!
ふたりとも待ってだシー!!
- カギンシ
- !!
ダースケ!
プレゼント置いていくなだシー!!!!