イベント会話集(死のプレーン)<エンディング>
エンディング
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- エニグマ憑きの魔法使いの間に
ガナッシュがケルレンドゥの
宿主になったという噂が広まった。
侵略戦争の準備を進めていた者たちも
ガナッシュの意向をうかがい、
その動きをひそめた。
ガナッシュは、彼らと対等に渡り合い、
クラスメイトでさえ、彼の魔力が
なくなったと感じる者はなかった。
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- エニグマ憑きの魔法使いたちが
ガナッシュの支配下におさまるまでに
半年を要さなかった。
ガナッシュと、キャンディと
その仲間たちに刃向かうものは
どこにもいなかったし、
彼らもまた、自ら争うことはなかった。
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- その噂は監守を伝って、
投獄されているガナッシュの姉にも
伝わった。
間もなく、ガナッシュを擁する
グラン・ドラジェ派閥が国を掌握、
ガナッシュは単身
幽閉されている姉のもとへ向かった。
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- ガナッシュが面会に訪れた日、
姉のヴァニラは、それが最後の決戦に
なることを覚悟していた。
だが、目の前に現われたのは、
エニグマが憑いているどころか、
魔法すら使えない、小さな少年だった。
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- 少年の口から出た言葉は少なかった。
「何もかもなくしちゃったよ。
でも、満足してる」
その言葉を聞いて
ヴァニラの目から涙があふれだした。
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- その後、ヴァニラは拘束を解かれ、
グラン・ドラジェ派閥に合流。
そしてヴァニラも、その後二度と
魔法を使うことは無かった。
こうして、コヴォマカ国は
その後200年も続く平和を手にした。
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- そして・・・・
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- キルシュは世界中を冒険したのちに、
コヴォマカにもどり、
魔法学校の教師になりました。
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- ブルーベリーは水の魔法を研究するため
水のプレーンへと渡り、
ウォーターピープルと親交を深めました。
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- キャンディは魔法を使うことをやめて、
歴史や政治や哲学について学び、
やがて魔法学校の歴史学の講師になりました。
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- ショコラは学校を卒業した後も、
学校の近くの丘の上で、風を感じたり、
鳥の声を聞いたりして過ごしました。
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- ペシュはどーどーを救う基金を作り、
お金を集めて、どーどーたちが安全に暮せる
保護区を作りました。
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- レモンは格闘技を学び、
格闘技と魔法を組み合わせた
独自の流派をおこして、全国に伝えました。
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- カベルネは帽子に住んでいるカエル師匠の国を訪ね、
様々な珍しい魔法を身につけ、
カエルの国の守護者となりました。
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- カシスは冒険で手に入れたもの全てを
貧しい子供たちに分け与え、
すっからかんになって、また一人で旅に出ました。
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- シードルは臨海学校での出来事を
何枚もの絵に描き、そこで起きたことを
後の世代にまで語りつぎました。
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- アランシアは結婚して二人の子供をさずかり、
学校から帰ってこない熱血教師の夫を
待ちぼうける日々を送りました。
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- カフェオレはロケットに改造され
ヴァレンシア海岸で打ち上げられて、
それっきり行方不明になってしまいました。
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- ピスタチオは学業にはげみ、
魔法学校で博士号を得た後、
たくさんの本を書いて、
大陸の外にまで魔法を伝えました。
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- オリーブはとある無人の島に渡り、
様々な鳥や動物たちと協力して、
人間の手から島の自然を守りました。
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- セサミは古代技術の研究家になって、
相棒のカフェオレに様々な改造を加え、
いくつもの論文を発表しました。
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主人公が闇属性、または光属性以外の属性の場合
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- そして、我らが主人公は
魔法学校ウィルオウィスプで
魔法を教えるようになりました。
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- 戦うための魔法ではなく
互いに助け合うための魔法を教え、
新しい時代にふさわしい学校にと
ウィルオウィスプを改革しました。
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主人公が闇属性の場合
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- そして、我らが主人公は
更なる強敵を求めて国を出ました。
20年かけて大陸を踏破し、
30以上の国に足跡と伝説を残し、
やがて、プレーン間を自在に移動する
術を身につけるまでにいたりました。
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- その冒険は、火のプレーンを皮きりに、
20のプレーンに及びました。
風のプレーンで87才で没するまでに、
各国で100以上の称号を得て、
死後もなお、様々な土地の名前として
その名は残ったのでした。
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主人公が光属性の場合
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- そして、我らが主人公は
どーどーの呪いを解く方法や
エニグマとの融合を解く方法、
それらを求めて旅に出たのでした。
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- 数多くのプレーンを旅し、
時に手ごわいモンスターを倒し、
時に病にふせる村人たちを救い、
それらの経験の中から、
様々な知識を見つけ出しました。
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- 旅で手にした情報は
一冊の本にまとめられ、
魔法学校に届けられました。
そこには、どーどーの呪いや
エニグマとの融合を解く方法など、
いろんな知識があふれていました。
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- その本は、ウィルオウィスプで
最も重要な情報源となり、
コヴォマカの、すべての魔法使いに
大いなる知識をもたらしました。
ただ、主人公の消息だけは
誰にもわかりませんでした。