dataデータベース

イベント会話集(物質のプレーン)<プロローグ>

項目を選択してください。

オープニング放置後のムービー

  • 魔法大国と呼ばれる小さな国、
    コヴォマカ国で、
    ある、一つの大きな戦争が
    歴史から隠されようとしていました。
    剣聖や魔導士と呼ばれた者の多くが、
    この戦いで命を落とし、
    コヴォマカ国は大きな打撃を受けました。
    しかし、戦った相手はおろか、戦争が
    あったことすらも国民には伏せられ、
    ただ、魔法の実験にともなう事故で
    多くの死者が出たとだけ伝えられました。
    戦火につつまれたのは、たったの3日。
    その前も、その後も、
    コヴォマカ国は平和そのもの、
    ただ、一人の男が、次の戦いにそなえて
    走り回っているだけでした。

プロローグ

  • ※台詞内の『( )』は女主人公の場合に表示されます。

    魔法王国コヴォマカ
    この国のはずれの小さな村に
    一人の少年(少女)がいました。
    少年(少女)には、精霊が見えていました。
    道ばたに落ちている、石ころや木の枝に
    精霊がひそんでいることを
    少年(少女)は知っていました。
    座り込んで精霊と話をする少年(少女)の姿を
    村の人たちは無気味に思いました。
    やがて少年(少女)は無視され、ウソツキと
    ののしられるようになりました。
    そんなある日、一人の老紳士が
    少年(少女)の家を訪ねて来ました。
    この人こそ、大陸に魔法をもたらした
    大魔法使い、グラン・ドラジェでした。
    「キミは精霊が好きかい?」
    「うん! 大好きだよ!」(「ええ! 大好きよ!」)
    「もっと精霊と仲良くしたいかい?」
    「もちろん!」(「もちろんよ!」)
    少年(少女)の目には、大魔法使いの肩に集う
    無数の精霊の姿が見えていました。
    こうして、少年(少女)はグラン・ドラジェが
    校長を務める魔法学校、
    ウィルオウィスプに通うことを決意
    しました。
    学校の寮へ向かう道すがら、
    グラン・ドラジェは少年(少女)に語りました。
    「私の学校を出たものの多くは
    国の要職についている。
    だけど、私が魔法を教えているのは
    そんなことのためではない。
    私がキミに伝えたいのは全て。
    この世界にあるもの全て。
    最後にはそれが、キミの意思だけで
    自由に動くようになる。