メインクエスト会話集(第3章)<消えゆく希望>
ページ内リンク一覧
1.さようなら
-
- ブラウン
- あのオーガが、
ジェゼルだって!? - ドラガン
- ジェゼルさま・・・・。
おひとりで、あのオーガの群れを止める
つもりなんですね・・・・。 - セピア
- でも、あんな大勢のオーガたちに
ジェゼルひとりで
勝てるわけないよ・・・・。 - ハルシロ
- おれのせいだ・・・・・・・・。
おれが勝手に・・・・
卵なんか割らなければ・・・・。 - ロビン
- あれが・・・・
ジェゼルがこの世界へ来た、
本当の目的だったの・・・・。 - ロビン
- だから、
ハルシロのせいじゃないのよ。 - ブラウン
- あぁっ!!
ジェゼルが! オーガの群れにっ!! - -
- ジェゼルがオーガに囲まれて攻撃を受けている
- コトミヲ
- いやぁあっ!!
ジェゼルが・・・・
ジェゼルが死んじゃう!! - ブラウン
- だめだ!
行くな、コトミヲ!! - コトミヲ
- だって・・・・だってッ・・・・!
離してっ!
ブラウンッ!! - -
- 攻撃を受け続けているジェゼルから力が失われていく
- (ジェゼル)
- さようなら、コトミヲ。
- ブラウン
- ・・・・ジェゼルが・・・・
死んじまった・・・・・・・・。 - コトミヲ
- ・・・・
・・・・・・・・ジェゼル・・・・・・・・・・・・。 - ハルシロ
- ジェゼル・・・・。
おれの・・・・
おれのせいで・・・・ジェゼルが・・・・! - ハルシロ
- うわぁあああーーーんっ!!!
- ロビン
- コトミヲもハルシロも落ち着いて!
悲しみに浸るのは、あと。
ジェゼルの行動を無駄にしないでっ! - ハルシロ
- おれのせいで・・・・こうなった・・・・。
おれが・・・・おれが・・・・ - ハルシロ
- おれが!!
なんとかしなきゃ
いけないんだーーーっ!!!! - ブラウン
- 待て! ハルシロ!!
いったい、どうするつもりなんだ!? - ハルシロ
- もう・・・・おれがオーガになるしかないんだ。
だから・・・・
ご先祖さまに、もう一度お願いして来るっ!
(ハルシロが街の外へ出ていく) - ブラウン
- ハルシローーーーーっ!!!
- セピア
- ハルシロ、
どこに行っちゃったの・・・・? - ロビン
- 「ご先祖様に聞いてくるって」ことは・・・・
きっと、ゴブリン族の旧王国に
向かったんじゃないかしら・・・・。 - ブラウン
- ゴブリンの旧王国・・・・ラオファの町か!
チャボ、
ハルシロを連れ戻しに行こう!
(チャボ:頷く) - ドラガン
- ボクも行きます!
- ロビン
- ハルシロのこと、頼んだわ。
ブラウン、ドラガン。
チャボ。 - ブラウン
- ああ! まかせとけ!!
街のことは頼んだぞ、ロビン!
(チャボ、ブラウン、ドラガンが街の外へ出ていく) - コトミヲ
- ハルシロも・・・・
ジェゼルもいなくなっちゃった・・・・。
2.終活
-
- ブラウン
- ここがゴブリン族の旧王国・・・・
「ラオファの町」か・・・・。
はじめて来たぜ。 - ドラガン
- ここに
ゴブリン族の歴代英霊たちが
眠っているらしいです。 - ブラウン
- 鬼族たちの墓か・・・・。
ゴブリン族の英雄たちは、みんな
最期はオーガになっちまったんだろ? - ドラガン
- そうらしいですね。
レッドキャップのまま
亡くなった英雄はいないそうです。 - ブラウン
- じゃあ、チャボは
レッドキャップのまま墓に入る
最初の勇者になるかもしれないな。
-
選択肢で「不吉なこと言わないで」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
「終活」ってやつだ。
生きているうちに
お墓は決めておいた方がいいぞ。
選択肢で「ぼくは勇者じゃない」を選択する- ブラウン
- (チャボ:首を横に振る)
謙遜するなって。
シャモー亡きあと、レッドキャップの
リーダーはお前しかいないだろ。
-
- ドラガン
- ブラウンさん。
お墓の前で、あまり不謹慎な話をしていると
バチが当たりますよ。 - ブラウン
- ・・・・お、おどかすなよ。
- ブラウン
- ・・・・なんにせよ、
長居したい場所じゃねーな。 - ドラガン
- ええ、行きましょう。
ハルシロさんは、きっとこの奥です。
(チャボ、ブラウンが頷く)
3.縋る声
-
- ハルシロ
- ゴブリン王さまーーーっ!
おーーーいっ!! - ハルシロ
- 出て来てくれよぉーーー!!
ゴブリン王さまーーーっ!!!! - ハルシロ
- もう・・・・
ゴブリン王さまだけが
頼りなんだよぉ・・・・。 - ハルシロ
- おれのせいで・・・・
ジェゼルはオーガになって
死んじまったし・・・・。 - ハルシロ
- オーガの群れは・・・・
もうすぐ街を
ぶっ壊しにやってくる・・・・。 - ハルシロ
- もう・・・・
もう、おれがオーガになるしか
みんなを守る道はないんだ・・・・。 - ハルシロ
- ちきしょー・・・・。
出て来てくれよおーーー!!
ゴブリン王さまーーーっ!!!! - ハルシロ
- ・・・・ダメだ。
なんにも聞こえやしない・・・・。 - ハルシロ
- (ハルシロが奥へと進む)
ゴブリン王さまーーーっ!!
4.声の正体は?
-
- ドラガン
- ・・・・ん?
- ブラウン
- どうした? ドラガン。
- ドラガン
- 何か聞こえませんでしたか?
(チャボとブラウンが首をかしげる) - ハルシロ
- おーーーい!
どこなんだよーーー!! - ブラウン
- ハルシロの声だ!
- ドラガン
- やっぱりハルシロさんは
この先にいるみたいですね。 - ブラウン
- よし、行こう!
- -
- チャボが周囲を見回した後、首をかしげる
- ブラウン
- ん?
・・・・どうしたんだ?
チャボ。
-
選択肢で「なにか聞こえる・・・・」を選択する
- ブラウン
- ハルシロの叫ぶ声だろ?
さっきから、俺らにも聞こえてるよ。
選択肢で「誰かが呼んでる・・・・」を選択する- ドラガン
- そんなバカな・・・・。
ハルシロさん以外に、
誰がいるって言うんですか? - ブラウン
- もしかしたら、
ウワサの「ゴブリン王」の声だったりしてな。
-
- ブラウン
- とにかく!
早くハルシロの声がする方に
行ってみようぜ!
(ブラウン、ドラガンが奥へと進む) - -
- チャボが再び周囲を見回し、首をかしげる。
そしてブラウン、ドラガンの後を追う。
5.シャモーのキャラメル
-
- ハルシロ
- (ハルシロが倒れ込む)
ちくしょー・・・・。
どこまで行っても似たような墓ばっかりだ・・・・
王家の墓って、どこだっけ・・・・? - ハルシロ
- 早くしないと、
オーガが街まで
攻めて来ちゃうのに・・・・! - ハルシロ
- やっぱりおれは・・・・
まだまだひとりじゃ
なんにもできない半人前なのかよ・・・・。 - (???)
- ・・・・キサマが・・・・ハルシロか。
- ハルシロ
- (ハルシロが飛び起きる)
ッ!?
だっ・・・・誰だっ!? - ハルシロ
- 王さまか!?
王さまなんだな!? - ハルシロ
- 王さまーーー!
頼むよ!
おれの話を聞いてくれよー!! - (???)
- ニーベル・・・・
ジェゼルは・・・・
オレに最期の願いを委ねた・・・・。 - ハルシロ
- ・・・・?
あんた、ほんとに王さまか? - (???)
- キャラメルを・・・・
「オレ」のキャラメルを持ってこい・・・・。
ハルシロ・・・・。 - ハルシロ
- キャラメル!?
あんた、誰なんだっ!? - (シャモー)
- ・・・・シャモー。
オレは・・・・レッドキャップの戦士
シャモーだ・・・・。 - ハルシロ
- シャ・・・・
シャモーだってっ!? - ハルシロ
- ほんとにシャモーなんだな!?
会いたかったッ・・・・!
すっっごく会いたかったんだよーーーっ!! - (シャモー)
- キャラメル・・・・を・・・・
・・・・早く・・・・・・・・。 - ハルシロ
- シャモー?
- ハルシロ
- シャモーっ!
おーーーーい!!
返事してくれよーーーっ!!!
6.導かれる鬼たち
-
- ドラガン
- ・・・・!
また、ハルシロさんの声が
聞こえましたね。 - ブラウン
- ああ。
さっきよりも近いな。 - ブラウン
- (チャボ:首をかしげる)
どうした、チャボ。
また、なにか聞こえるのか?
-
選択肢で「ハッキリ聞こえた」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:頷く)
そうか、俺にはなんも聞こえないけどな。
ひょっとしたら、ここの英霊たちが
お前に話しかけてるのかもな。 - ドラガン
- またゴブリンの英霊が呼応して、
まがまがしいオーラが
出たりしないといいんですが・・・・。
選択肢で「ぼくを呼んでいる」を選択する- ドラガン
- (チャボ:説明する仕草)
またゴブリン王が
呼んでいるって言うんですか? - ドラガン
- (チャボ:首を横に振る)
え? 違う?
では、やっぱりハルシロさんの声では?
-
- ブラウン
- とにかく、チャボまで
オーガになるなんてオチだけは
カンベンしてくれよな。 - ドラガン
- そうですね。
この場所、ゴブリン族には
なにか目に見えない影響があるようです・・・・。 - ブラウン
- さっさとハルシロを見つけて
連れ帰ろうぜ。
(チャボとドラガンが頷く)
7.キャラメルは誰の手に?
-
- ドラガン
- あっ、いました!
ハルシロさん!
(チャボたちが遅れて到着する) - ハルシロ
- チャボーーーっ!!!
(ハルシロがチャボに抱きつき、
チャボが首を横に振る) - ブラウン
- 無事だったか、ハルシロ。
- ハルシロ
- うん!
それより聞いてくれよ!
おれ・・・・おれっ・・・・ - ハルシロ
- シャモーと話したんだっ!!
- ブラウン
- シャモーだってッ!?
- ドラガン
- こんが緊急時に
冗談はやめてくださいよ。 - ハルシロ
- 冗談なんかじゃないってば!
ほんとに!
ほんとに、シャモーと話したんだよ! - ブラウン
- ・・・・本当なのか? ハルシロ。
おまえ、ジェゼルが死んじまったショックで、
おかしくなっちまったんじゃあ・・・・。 - ハルシロ
- そんなんじゃないよっ!!!
本当なんだっ!
本当に本当に、シャモーだったんだ! - ドラガン
- ・・・・で、シャモーはいったい、
何て言ってたんですか? - ハルシロ
- うん!
シャモーは、おれに
キャラメルを持ってこいって言ってた! - ドラガン
- (チャボたちが首をかしげる)
キャラメル? - ブラウン
- キャラメルって・・・・
あの、チビッコに大人気のアレか? - ドラガン
- シャモーが・・・・そのキャラメルを
欲しがっていたんですか? - ハルシロ
- う・・・・うん。
そうだよ。 - ドラガン
- その声は確かに、
シャモーの声だったんですか? - ハルシロ
- そ、それはわからないよ・・・・。
だっておれ、シャモーの声なんか
聞いたことないし・・・・ - ハルシロ
- でも、鬼族の言う「キャラメル」って言ったら
「オーガキャラメル」か
「ゴブリンキャラメル」のことだと思うよ。 - ブラウン
- オーガキャラメルと言えば、
たしか暴走したシャモーを
止めに向かった時に・・・・。
-
回想シーン
- マリー
- あら、あなたたちも
シャモーを助けに来たの? - ヨルダ
- しゃもーを、たすける・・・・?
何言ってるの? - マリー
- 違うの?
じゃあ何しにこんな危険な所へ? - ヒルダ
- キャラメルを取りに来たに
決まってるでしょ! - セピア
- キャラメル??
- ヨルダ
- ヒルダ!
・・・・またもや迂闊よ。 - ヒルダ
- ごめんなさい、
またまた迂闊だったようだわ。 - ブラウン
- キャラメルって、なんのことだ?
- ヨルダ
- キャラメルはキャラメルよ。
オマケが付いたチビッコに大人気の
お菓子だわ。 - ヒルダ
- そうよ、なかでもオーガキャラメルは
とても高値で・・・・ - ヒルダ
- ・・・・また口が滑ったようね。
- セピア
- オーガキャラメルってなんの話?
- ヨルダ
- ・・・・ヒルダのせいで
バレてしまったようね。 - ヒルダ
- そのようだわね。
ごめんなさい、ヨルダ。 - ヨルダ
- ・・・・そこまで知られたらしょうがないわ。
- ヨルダ
- オーガのハートを美味しい
キャラメルに変えてやったのよ! - ヒルダ
- そうよ、ハートがキャラメルに
なっちゃったから
オーガは動けなくなったのよ!
-
回想シーン終了
- ブラウン
- ヒルダとヨルダだ!!
あいつらが、シャモーのキャラメルを
持ってるかもしれない! - ブラウン
- 急いで街に戻るぞ、ハルシロ!
- ハルシロ
- うんっ!!
8.取引
-
- ブラウン
- ヒルダ、ヨルダ!
おまえら、シャモーのオーガキャラメルが
どこにあるか、知ってるんだろ!? - ヒルダ
- ほらヨルダ、
これがぶしつけというものよ。
よく見ておきなさい。 - ヨルダ
- そうね、相変わらずぶしつけで、
失礼で、バカなおとこだわ。 - ブラウン
- 今は、お前らのおかしなやり取りに
付き合ってるヒマはないんだよ!
頼む! 教えてくれっ!! - セピア
- お願い! ヒルダ、ヨルダ!
早くしないと、あなたたちも
みんな死んじゃうかもしれないのよ! - ヒルダ
- 世界征服を成しえる前に
死ぬわけにはいかないわよ。 - ヨルダ
- そうね。
絶対に死ねないわ。 - マリー
- でしょ? 死んじゃったら
商売だなんだ、なんて
言ってられないのよ! - ヒルダ
- それも一理あるわね。
- ヨルダ
- でも、一理あっても
キャラメルは
あげられないわね。 - ブラウン
- わかった!
じゃあ、こうしよう! - ブラウン
- シャモーのキャラメルをくれたら
代わりに、あのウヨウヨいる
オーガのキャラメルは、全部くれてやる! - ヒルダ
- ・・・・どうする? ヨルダ。
なかなか良い、風向きに
なって来たようだけど。 - ヨルダ
- 「小物で大物を手に入れろ、
少数で多数を手に入れろ。」
商売の鉄則よ。 - ヒルダ
- そうね。
お父さまも、よく言っていたわね。 - ヨルダ
- その理論からしたら
損な取引じゃないわね。 - ヒルダ
- いいわ。交渉成立よ。
でも、必ずあのオーガ全員分の
キャラメルをよこすのよ。
(ヒルダがブラウンにキャラメルを渡す) - ブラウン
- よっしゃ!
話はついたぜ!
(チャボ:両手を上げて喜びのポーズ) - ロビン
- ありがとう。
ヒルダ、ヨルダ。 - ヒルダ
- 礼を言われる筋合いはないわね。
- ヨルダ
- そうよ、これは取引よ。
礼なんて言われたくないわね。
(ヒルダ、ヨルダ立ち去る) - ドラガン
- でも・・・・
本当に、これをシャモーに戻すことで
なにか状況は変わるんでしょうか? - ドラガン
- そのキャラメルで
オーガシャモーも復活して、
一緒になって街を襲うんじゃ・・・・。 - ハルシロ
- そんなこと、絶対にないよ!
- ハルシロ
- シャモーは、言ってたんだ。
「ジェゼルの最期の願い」だって。 - コトミヲ
- ジェゼルのっ!?
- ハルシロ
- うん。
きっと、ジェゼルが何かを
シャモーに託してくれたんだよ。 - ハルシロ
- シャモーは、おれの名前も知ってた。
きっと、それもジェゼルが教えたんだ。 - セピア
- シャモーを・・・・
みんなで、シャモーを信じようよ。 - ロビン
- そうね・・・・。
今はもう、
すべてを懸けるしかないわ。 - ブラウン
- 何にしても
俺たちが打てる手は
もう・・・・これしかないんだ! - ドラガン
- そうですね。
シャモーを・・・・
ジェゼルさまを、信じてみましょう!
(チャボたちが頷く)