メインクエスト会話集（第３章）＜鬼族＞
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１．ジェゼルの行方
-
- ハルシロ
- どうしよう････！
あのオーガの群れを、おれが････。
どうしよう････どうしよう！ - ハルシロ
- ニーベルエッグを勝手に持ち出して、
ジェゼルも、きっと
怒ってるだろうし････ - ハルシロ
- でも････
もう、ジェゼルしか頼れない････。
ジェゼルを探そう。 - ハルシロ
- どこにいるんだよぉ････
ジェゼルっ････！！
（ハルシロがどこかに行ってしまう） - マリー
- （住民たちがチャボの家の前に集まる）
ジェゼル、
ここにはいないみたいね････。 - ブラウン
- やっぱりあいつ････
逃げやがったんだ。 - アロエちゃん
- じゃあ、
ジェゼルちゃんは本当に
アロエたちを始末しようと････？ - セピア
- ちがう、ちがうっ！！
きっとオーガをなんとかする為に
走り回ってるのよ！ - ブラウン
- セピア、現実を見ろよ。
ニーベルは････オーガを使って
俺たちを排除しようとしていたんだ。 - ブラウン
- 悪鬼戦争もきっと、
今回みたいにニーベルたちが
オーガを連れて来やがったんだ････。 - マリー
- ････ロビンが言ってた。
この世界にいるあたしたちは
ニーベルが創った失敗作なんだって。 - セピア
- 失敗作なんて････
ひどい････。 - ブラウン
- ジェゼル････。
あいつはそんなヤツじゃないと
思ってたのに････ちきしょう。 - セピア
- そんなの････
そんなの、絶対なにかの間違いよ！
ジェゼルが、そんな人だなんて････。 - ブラウン
- じゃあ、なんで俺たちの世界に
オーガが詰めこまれた
ニーベルエッグなんて持ち込むんだ！！ - セピア
- そ、それは････。
- アロエちゃん
- ブラウンちゃん、
セピアちゃんは悪くないですの！ - マリー
- ････きっと、何か事情があったんだよ。
- ダンス
- （ダンスがチャボたちのもとへ駆け寄る）
みんな！ ジェゼルを見かけた人がいたよ！
コトミヲとふたりで
街の外に行ったって････。 - セピア
- えっ？ コトミヲも？
- ダンス
- うん。あのオーガの大群を見て
「自分のせいだ」とかなんとか言って
街を飛び出して････ - ダンス
- 空中庭園のある方へ走って行ったみたい。
その後をコトミヲも、
追いかけて行ったって。 - セピア
- 空中庭園に？
- ブラウン
- チャボ、ジェゼルとコトミヲの方を頼む。
俺たちは、ハルシロを探して、
オーガが街まで来たときの為に備える。 - ダンス
- ロビンもさっき、この話を聞いて
空中庭園に向かったわ。
ロビンのこともお願い、チャボ。 - セピア
- チャボ････
絶対････
絶対、みんな一緒に帰ってきてね。
（チャボ：頷く）
２．ロビンと共に
-
- ロビン
- （チャボが遅れて到着する）
チャボ！？
どうしてここに････。 - ロビン
- ････ダンスに聞いたのね。
ありがとう、ココロ強いわ。
一緒にジェゼルとコトミヲを探しましょう。
（チャボ：頷く） - ロビン
- でも････
ジェゼルは、いったいここで
何をするつもりなのかしら････。
-
選択肢で「元の世界に帰る」を選択する
- ロビン
- （チャボ：首をかしげる）
もしも、それが簡単にできるなら
ニーベルたちは、とっくに
こっちの世界に来ているわ。
選択肢で「オーガから逃げる」を選択する- ロビン
- （チャボ：説明する仕草）
そうね。しばらくここにいれば
オーガたちからは、逃げられるでしょうね。
でも････ - ロビン
- 街はオーガたちに撲滅させられて、
すぐにニーベルたちの大移動が始まるわ。
ニーベルたちに支配される生活、耐えられる？
（チャボ：首を横に振る） - ロビン
- ････私も、あなたと同じよ。
一生懸命みんなで創ったこの世界、
あの街が、壊されるなんて耐えられない。
-
- ロビン
- コトミヲも一緒にいるようだし、
おかしな行動はしないと思うけど････ - ロビン
- なんだかとっても、
イヤな予感がするの。 - ロビン
- とにかく、一刻も早く
ジェゼルと話をしないと。
行きましょう、チャボ。
（チャボ：頷く）
３．一緒に
-
- ジェゼル
- コトミヲ････。
ついて来るなと言ったのに。 - コトミヲ
- ハァ････ハァ････。
だって、いつも冷静なジェゼルが、
怖い顔をして街を飛び出すから････。 - ジェゼル
- ････街におかえり。
コトミヲ。 - コトミヲ
- ジェゼル。
いったい、何をするつもりなの？ - ジェゼル
- ボクは、ボクの使命を果たすだけだよ。
時間をかけてしまった分、
少し予定が変わってしまったけれど････。 - コトミヲ
- ････ジェゼルの言っていること、
わたしには、よく分からない････。 - コトミヲ
- でも、
今、あなたを追わないと
もう二度と会えなくなる気がするの。 - ジェゼル
- コトミヲ････。
- ジェゼル
- ････わかったよ。
一緒においで。 - コトミヲ
- ジェゼル････。
４．ジェゼルのココロ
-
- ロビン
- チャボ。
もしかして、あなたなら
今のジェゼルの気持ちがわかるのかしら？
-
選択肢で「わかってる」を選択する
- ロビン
- （チャボ：頷く）
そう････。
やっぱり、あなたも
彼のココロの変化に気付いていたのね。
選択肢で「････」を選択する- ロビン
- その様子だと、
やっぱり気づいていたんじゃない？
ジェゼルのココロの変化に。
-
- ロビン
- ････あのオーガたちは、
ジェゼルが持っていた
ニーベルエッグから現れた。 - ロビン
- ニーベルがこの世界に来る目的は
ただひとつ。
････この世界、エグリアを奪うこと。 - ロビン
- ニーベルであるジェゼルも当然、
それが目的でこっちの世界へやってきた。
でも････ - ロビン
- 少なくとも、今のジェゼルは
ここに来た時とは、
大きく何かが変わったわ。 - ロビン
- 今のジェゼルが、
私たちの街を破壊するとは思えない････。
ここへ来たのも、きっと何か考えがあるはず････。 - ロビン
- ジェゼルが、いったい
何をしようとしているのか････。
確かめに行きましょう！
（チャボ：頷く）
５．使命
-
- ジェゼル
- コトミヲ････。
- ジェゼル
- 前に、「ボクが何の目的でこの世界に来たか」
という話をしたよね。
覚えているかい？ - コトミヲ
- ････この世界を････
････奪うため。 - ジェゼル
- そう。
ボクは、この世界を奪いに来たんだ。 - ジェゼル
- そのためには
キミたちを、ひとり残さず
抹殺しなくてはならない。 - コトミヲ
- うそよ････。
- コトミヲ
- ジェゼルが、そんなことをするなんて････
絶対にうそよっ！ - ジェゼル
- コトミヲ。
見てごらん、あのオーガたちを。 - ジェゼル
- キミたちをすべて排除するため、
ボクが彼らを、このエグリアに連れて来た。 - コトミヲ
- ジェゼル････。
- ジェゼル
- わかっただろう？
ボクたちは神なんだ。 - ジェゼル
- だから、
下界の者たちと交わることは
決して許されないんだよ。 - コトミヲ
- ご先祖さまたちが築いた関係は
もう、変えられないの？ - コトミヲ
- 今だってわたしたち････
こうしてちゃんと、
仲良くできているのに････。 - ジェゼル
- 何百年も続いた、根深い因縁だ。
ボクたち、ふたりだけでは
どうにもできないよ。 - コトミヲ
- あの街でなら････
- コトミヲ
- エグリアでなら、
種族とか、因縁とか関係なく
みんなで楽しく過ごせるって思っていたのに････。 - ジェゼル
- あの街なら････
いつか、本当にそんな日が
やって来るかもしれないね。 - コトミヲ
- あたしたちで････
そんな街にすればいいじゃない････
グスン。 - ジェゼル
- ････さぁ。
コトミヲはもう街へおかえり。 - ジェゼル
- ボクには、これから
やらなければならないことがあるんだ。 - コトミヲ
- いったい････何をするつもりなの？
ジェゼル。 - ジェゼル
- ････････。
- コトミヲ
- 本当に････
オーガたちに、
みんなの街を襲わせるの？ - ジェゼル
- ････それが、
ボクの使命だからね。
（ジェゼルが先に行ってしまう） - コトミヲ
- ジェゼル････。
････････。
６．プロジェクト・オーガ
-
- ロビン
- ハァ････ハァ････。
だいぶ奥まで来たわね。
ジェゼルたちは、どこまで行っているのかしら。 - ロビン
- 見て！ チャボ。
オーガが、街に向かっているわ････。 - ロビン
- あの悪鬼戦争と同じ光景を
こっちの世界でも見ることになるなんて････。
（チャボ：首を横に振る） - ロビン
- ････ねぇ、チャボ。
あなたは、悪鬼戦争が起こる前から
知っていたんじゃない？ - ロビン
- 「怒りでココロを失ったレッドキャップは
オーガに変身する」ことを。
-
選択肢で「ジェゼルに聞いた」を選択する
- ロビン
- （チャボ：説明する仕草）
････そう。
だとしても、あなたはすべてを知って
そのツノを断つ覚悟を決めたのね。
選択肢で「知らなかった」を選択する- ロビン
- （チャボ：首を横に振る）
本当？
もう、ごまかさなくていいのよ。
あなたって意外と、するどい人だもの。
-
- ロビン
- 万物を凌駕するオーガのチカラに対抗するため、
ニーベルたちは自らの肉体を
オーガに変える秘術を発明したと聞いたわ。 - ロビン
- それが悪鬼戦争で使われたの。
そして今････
目の前にいるあのオーガたちも････ - ロビン
- おそらく
元はニーベル････。 - ロビン
- チャボ。
あなたはきっと、うすうす感じていたのね。
そして、なんとかしようとした。 - ロビン
- でも、あなたみたいな人でも
自らの感情を抑えきれる
自信が無かった。 - ロビン
- レッドキャップが
オーガになる危険を回避するには、
その誇りであるツノを断つしかない。 - ロビン
- それで、あなたは････
鬼族とニーベルの未来のために
そのツノを････ - ロビン
- ････ごめんなさい。
久しぶりに、ふたりきりになったから
少しおしゃべりしすぎちゃったわね。
-
選択肢で「ほんとに、おしゃべりだ」を選択する
- ロビン
- （チャボ：頷く）
ふふ。街の人たちには、どこまで
話していいのかわからなくて････
胸にしまっておくのが、苦しかったの。
選択肢で「またゆっくり話そう」を選択する- ロビン
- （チャボ：説明する仕草）
そうね。街に帰ったら････ううん。
平和な日々が戻って来たら、
また、ゆっくり話し相手になってね。
-
- ロビン
- さぁ、
ジェゼルを追いましょう！
（チャボ：頷く）
７．捨心の実
-
- ジェゼル
- 街に帰れと言ったのに････
ここまで来てしまったんだね、
コトミヲ。 - コトミヲ
- わたし････まだ信じられない。
ジェゼルが街を････
この世界を、破壊するなんて････。 - コトミヲ
- でも････
もし、それが本当なら････ - コトミヲ
- わたし、
命をかけてでも、
ジェゼルを止める。 - ジェゼル
- コトミヲ････。
- ジェゼル
- これが、何かわかるかい？
コトミヲ。 - コトミヲ
- なにかの････実？
- ジェゼル
- これはね。
「捨心の実（しゃしんのみ）」と言うんだ。 - コトミヲ
- ････捨心の実？
- ジェゼル
- ニーベルが創った、科学の結晶さ。
これを飲むと、ニーベルも
ツノを得ることができる。 - コトミヲ
- え！？
ジェゼルにも
わたしたちと同じツノが？ - ジェゼル
- ああ。
じつは、あのオーガたちも
この実を食べたニーベルなんだよ。 - コトミヲ
- えっ！？
- ジェゼル
- このエグリアを取り戻すため、
彼らは自ら志願して
オーガになったニーベルたちなのさ。 - ジェゼル
- そして、卵の中で眠っていた彼らを
この世界で解放するのが
ボクの役目だったんだ。 - ジェゼル
- でもボクは、ふがいないことに
キミたちと出逢い、ふれあい、
躊躇してしまった････。 - ジェゼル
- ニーベルとしてこの世に生を受け、
今まで、経験したことのない感情････
そして、次々と湧き上がる迷いや葛藤。 - ジェゼル
- 始めて味わう非合理的で、非生産的な時間に、
たぶんボクは、
心地よく、酔いしれていたんだと思う。 - ジェゼル
- そんなことをしているうちに、
ハルシロがボクのニーベルエッグを見つけ、
割ってしまったんだろうね。 - コトミヲ
- ハルシロが？
- ジェゼル
- いいんだ。
ハルシロを責めないであげてくれ。 - ジェゼル
- おかげでボクも、肩の荷が下りて････
じつは、ホッとしているんだよ。 - ジェゼル
- あとは。
ボクが、最後の後片付けをするだけだ。 - コトミヲ
- ジェゼル？
････何をするつもり？ - ジェゼル
- コトミヲ。
これを、預かっていてくれるかい？
（ジェゼルがコトミヲにペンダントを渡す） - コトミヲ
- これは････ペンダント？
- ジェゼル
- 母の、形見なんだ。
大切な物だけど････
コトミヲに持っていてもらいたい。 - コトミヲ
- ････だめよ！
そんな大切な物。 - ジェゼル
- ボクもそろそろ親離れをしないとね。
きっと母さんも、同じ気持ちだ。 - ジェゼル
- それに、今のボクには
コトミヲがくれたペンダントがある。 - コトミヲ
- ジェゼル････。
- ジェゼル
- 今日まで、
ずっとボクを守ってくれていたものだ、
コトミヲに持っていて欲しい。 - コトミヲ
- ････わかった。
何があっても、絶対に離さないわ。
ジェゼル････。 - ジェゼル
- ････ありがとう、コトミヲ。
- コトミヲ
- 待ってジェゼル！
あなた、もしかしてその実を････！ - ジェゼル
- あのオーガたちを止めるには
ボクもオーガのチカラを
手に入れるしか、方法はないんだ。 - コトミヲ
- いやよ！
ジェゼルがオーガになってしまうなんて････
絶対にいやっ！！ - ジェゼル
- ニーベルはレッドキャップよりも理性が強い。
たとえ身体がオーガになっても
ココロまでは乗っ取られないよ。 - ジェゼル
- それに････
- ジェゼル
- コトミヲがくれた、このペンダントが
きっと、護ってくれる。 - コトミヲ
- ジェゼル････。
いやよ、ジェゼル････・。 - ジェゼル
- コトミヲ。
もうひとつだけ、お願いがあるんだ。 - ジェゼル
- ボクには長いあいだ、
喧嘩をしている父がいるって
話をしたね？ - ジェゼル
- もしも
どこかで会うことがあったら
一言伝えて欲しいんだ。 - ジェゼル
- 「今は、ココロから尊敬している」と。
- コトミヲ
- お父様って････
魔導士クフのことね････。 - ジェゼル
- ああ。立派な魔導士であり、
有能な指導者であり、
尊敬すべき父だ。 - コトミヲ
- ････わかったわ。
必ず････
必ず伝える。 - ジェゼル
- ････
頼んだよ、コトミヲ。 - コトミヲ
- 待ってっ！
まだ、まだ話したいことがっ････ - －
- ジェゼルが捨心の実を飲み込む
- コトミヲ
- ジェゼルーーーーーーっ！！！！！！
- －
- ジェゼルがオーガに変身する
８．ジェゼルオーガ
-
- ロビン
- コトミヲ！
（ロビン、チャボが遅れて到着する） - コトミヲ
- ロビンっ！
ジェゼルが････
ジェゼルがぁーーーっ！！！ - ロビン
- あのオーガが････
ジェゼルなのね？ - コトミヲ
- うんっ････。
「オーガの群れを止めるために」って････
ジェゼルが、オーガに････！ - ロビン
- そう････。
ジェゼルは、
そんな道を選んだのね････。 - コトミヲ
- ねぇ、ロビン！
どうしたらいいっ？
わたし、どうしたらいいーっ！？ - ロビン
- コトミヲ････。
- コトミヲ
- 助けてよ････ロビン････。
ジェゼルを、助けてよぉ････。 - ロビン
- コトミヲ････。
残念だけど、今ここではジェゼルを
どうすることもできない。 - コトミヲ
- あんなに大勢のオーガを、
たったひとりで････
無理よ、ジェゼルが死んじゃうわぁーっ！！！ - ロビン
- 落ち着いて、コトミヲ！
今はジェゼルを信じるしかないの！ - －
- コトミヲが崖の目の前まで身を乗り出してジェゼルを説得するが、
チャボがコトミヲ制止しようとする - コトミヲ
- ジェゼルーっ！！
お願い、帰ってきて！！
ジェゼルーーーっ！！！！ - ロビン
- ここは危険だわ！
今は街へ戻りましょう！ - ロビン
- チャボ、
コトミヲを街までお願い！
（チャボ：頷く）