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メインクエスト会話集(第2章)<迷子のふたり>

1.新しい冒険

  • ロビン
    ちょうどよかった!
    あなたに見てもらいたいものがあるの!
    カネロニ
    (カネロニが卵を取り出す)
    これが何か聞きたいっぷ?
    • 選択肢で「はい」を選択する
      カネロニ
      (チャボ:頷く)
      そんなに聞きたいっぷ!?
      だったらしょうがないっぷ。
      教えるっぷ!
      選択肢で「いいえ」を選択する
      カネロニ
      (チャボ:首を横に振る)
      聞きたくなくても
      教えるっぷ!
  • カネロニ
    これは、卵っぷ。
    川で魚を釣ってたら
    ぷかぷか流れてきたっぷ!
    カネロニ
    それでお願いがあるっぷ。
    わち、この卵、割れないっぷ。
    カネロニ
    だからこれ、
    あんたに預けるから、
    あんたが割るっぷ。
    ロビン
    今度はどんな世界が出てくるんだろう。
    楽しみね、チャボ。
    カネロニ
    卵をいつ割るかは
    あんたの自由っぷ。
    カネロニ
    だ・け・ど。
    あんたが卵を割らないと、
    物語は進まないっぷ。
    カネロニ
    新しい冒険を始めたいなら、
    さっさと割って、
    さっさと確かめるっぷ!

2.コトミヲとハルシロ

  • ハルシロ
    だれかいる!
    コトミヲ
    ええっ?
    この森に残ってるのは、
    わたしたちふたりだけよ?
    ハルシロ
    じゃあ、だれか、じゃなくて、
    何かいる!
    バケモノか幽霊だ!
    コトミヲ
    ええっ!?
    脅かさないでよ!
    ハルシロ
    だいじょうぶだ、コトミヲ。
    ちょっと叩きのめしてくる。
    コトミヲ
    待って!
    森の外から誰か来たのかも知れないわ。
    少し様子を見ましょう。
    ハルシロ
    これでもおれはゴブリン族の男だぞ、
    安心してまかせておけって。
    コトミヲ
    オーガだったらどうするのよ!
    こっち!
    こっちに隠れて様子を見るの!
    ハルシロ
    よ、よーし、じゃあおれも!
    正々堂々、隠れて様子を見てやる!
    (コトミヲ、ハルシロが奥へ行って隠れる)
    カネロニ
    (カネロニ、チャボ登場)
    ここがわちの卵に
    入ってた世界だっぷか?
    カネロニ
    魚はいるっぷかー?
    カネロニ
    魚ーーーーーーーーーーーーっ!
    カネロニ
    魚ーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
    ハルシロ
    (ハルシロが画面外から叫ぶ)
    おれは魚じゃねぇーーーーっ!!
    天才ゴブリンのハルシロ様だっ!!
    コトミヲ
    バカッ!!
    なんで返事してんのよっ!!
    黙って隠れてなさい!!
    カネロニ
    何かいるっぷ!

3.彷徨う姉弟

  • カネロニ
    どこに行ったっぷ!!
    カネロニ
    (カネロニが奥へ様子を見に行き、戻ってくる)
    見失ったっぷ。
    カネロニ
    あれはきっと、
    この森の原住民・・・・?
    いやいや・・・・
    カネロニ
    すばしっこい動きから察すると・・・・
    おそらくカニっぷ。
    • 選択肢で「はい?」または「カニ?」を選択する
      カネロニ
      カニーーーーーーーーーーっ!
  • カネロニ
    カニーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
    ハルシロ
    (ハルシロが画面外から叫ぶ)
    カニでもねぇーーーーっ!!
    天オゴブリンのハル・・・・んごっ・・・・!!
    カネロニ
    カニでもない・・・・。
    魚でも、カニでもないとなると・・・・
    わち、そんなに興味ないっぷ。
    (カネロニ立ち去る)
    ハルシロ
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
    コトミヲ
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
    コトミヲ
    (チャボ:首をかしげて立ち去る)
    あんた何考えてるのよ!
    見つかったらわたしたち
    どんな目にあうかわかってんの!?
    ハルシロ
    ごめん・・・・、コトミヲ・・・・。
    って、でも、どんな目に会うんだ?
    コトミヲ
    わたしにもわかんないわよ!
    わかんないから聞いてんじゃない、
    わかってんの? って!
    ハルシロ
    ああ、そうか。
    ところであいつら、
    何者なんだ?
    コトミヲ
    知らないわよ。
    森の外から来たのは
    間違いなさそうだけど・・・・。
    ハルシロ
    森の外!?
    この森に、外側なんてあるのか!?
    コトミヲ
    うん。
    世界の終わりの大異変では
    なんだって起きるって聞いた。
    ハルシロ
    世界の終わりの大異変・・・・。
    コトミヲ
    そうよ。
    だからあんたも、用心しなさい。
    ハルシロ
    わかった。
    ところで、だれに聞いたんだ?
    コトミヲ
    わたしの、ココロの中のお父さん。
    ハルシロ
    そうか。
    コトミヲ
    あんたのココロの中には
    いないでしょう?
    ハルシロ
    ああ、うん、いない。
    コトミヲ
    安心して。
    わたしがぜんぶ教えてあげる。
    ハルシロ
    さすがコトミヲだ!
    頼もしいな!
    今度おれにも会わせてくれ!
    コトミヲ
    ああ、ええっと、
    うん!
    いつか会わせてあげる!
    ハルシロ
    うん、今度な!
    あいつらまた来るとヤバイから、
    もう行こう!
    コトミヲ
    うんっ!
    コトミヲ
    (ハルシロ、コトミヲが先へ行こうとすると、
    コトミヲがつまずいて倒れる)

    痛っ!
    ハルシロ
    コトミヲ!?
    コトミヲ
    (コトミヲが立ち上がる)
    だいじょうぶ・・・・。
    ちょっと樹の枝で
    足を怪我しちゃっただけ・・・・。

4.森のうわさ

  • ブラウン
    じゃ~~~~~~~~ん!
    セピア
    じゃじゃ~~~~~~~~ん!
    ブラウン
    カネロニに聞いたけど、
    この森に怪しい奴が
    ひそんでるんだって!?
    セピア
    ねえ、そうなの?
    チャボ!?
    • 選択肢で「はい」を選択する
      ブラウン
      (チャボ:頷く)
      そいつは楽しみだな!
      とっつかまえてやろうぜ!
      セピア
      相変わらず早合点ねっ!?
      いい人かもしれないでしょ!
      選択肢で「いいえ」を選択する
      ブラウン
      (チャボ:首を横に振る)
      ・・・・ってことはカネロニのやつ、
      ウソをつきやがったんだな!?
      セピア
      ちがうわよ! チャボは
      怪しい奴なんかじゃないって
      言いたかったのよ。
  • ブラウン
    まあ、なんにしてもだよ。
    そんな楽しい話があるから、
    俺にもちょっとかませろよな!
    セピア
    あたしも好奇心で一緒に来ちゃった。
    だって新しい友達が出来るかも
    しれないでしょ?
    ブラウン
    友だち!?
    お前って奴は、
    本当にのんきだなぁ!!
    セピア
    もしも可愛い女の子だったら
    またお兄ちゃんが怪しい行動
    するかもしれないでしょ!
    ブラウン
    信用ねぇなぁ・・・・。
    まぁいいや、行こうぜ!
    怪しい奴を探しに!
    セピア
    可愛い子の間違いでしょ。
    ブラウン
    それだったらいいけどな!
    でもカネロニの話では、魚でもない、
    カニでもない奴だって話だぜ?
    セピア
    魚介類は確実って事?
    友達になりにくいなぁ・・・・。
    ブラウン
    俺はなぁ・・・・
    きっとタコじゃないかと思うんだ。
    セピア
    タコ!?
    ブラウン
    そうだよ、きっとタコだ。
    タコめ、
    待ってろよーーーーーーーーーッ!
    ハルシロ
    (ハルシロが画面外から叫ぶ)
    タコじゃねーよ!!
    そっちこそタコだろ!!
    このターーーーーーーーコ!!
    コトミヲ
    だからなんであんたは
    いちいちリアクションするのっ!
    ほんとうにもう!
    (チャボ、ブラウン、セピアが首をかしげる)

5.ココロのなかのお父さん

  • ハルシロ
    だいじょうぶか、コトミヲ。
    足、だいぶ腫れてないか?
    コトミヲ
    わたしはだいじょうぶ。
    それよりも、あいつらを
    追い返さないと。
    ハルシロ
    うん。
    ここはおれたちの森だもんな。
    コトミヲはここから動くなよ。
    (ハルシロが先に行ってしまう)
    コトミヲ
    待って、ハルシロ!
    あんたひとりじゃ危なっ・・・・
    痛っ!
    ハルシロ
    (ハルシロが戻ってくる)
    コトミヲ!
    あいつら、いいやつだ!
    キャンディもらっちゃった!
    ブラウン
    (ブラウン、セピア、チャボ登場)
    お邪魔しまーす。
    セピア
    この人がお姉さん!?
    コトミヲ
    ハルシロ!!
    簡単に信用しちゃダメじゃない!
    ブラウン
    まあまあ。
    そんなことよりケガしてるんだって?
    ハルシロから聞いたぜ。
    セピア
    手当てしてあげるから、
    キズを見せて。
    ね?
    コトミヲ
    ・・・・・・・・。
    ブラウン
    これで歩けるようになっただろう。
    どうだ?
    立てるか?
    コトミヲ
    あ、ありがとう・・・・。
    セピア
    ねえ、ここには
    あなたたちしかいないの?
    ハルシロ
    ああ、そうだよ。
    だってここはゴブリンの森だもんな。
    あんたらはさっさと出て行ってくれよ。
    ブラウン
    おいおい冷てぇなぁ。
    あ、でもゴブリンって言ったら、
    チャボもゴブリンだよな。
    セピア
    ツノは折れてるけどね!
    コトミヲ
    ツノは鬼族の誇りなのよ。
    ツノが折れたゴブリンなんて、
    ゴブリンとは言えないわ。
    ブラウン
    可愛い顔してても、
    中身はやっぱりゴブリン族だな。
    ハルシロ
    おいっ!
    コトミヲにちょっかい出したら
    おれたちが許さないぞ!
    ブラウン
    おれたち?
    ハルシロ
    おれとココロの中のお父さんだ!
    コトミヲのココロの中には
    お父さんがいるんだぞ!
    コトミヲ
    ハルシロ!
    その話は・・・・!
    セピア
    ココロの中にって・・・・
    亡くなったの!?
    ハルシロ
    ちっげーよ!
    おれもそう思ってたんだけど、
    コトミヲのココロの中にいるんだ!
    コトミヲ
    ハ、ハルシロのバカーーーーッ!!
    (コトミヲがチャボを押し倒して先に行ってしまう)
    ハルシロ
    コトミヲ!?
    (ハルシロがブラウンを押し倒して後を追う)
    ハルシロ
    待ってーーーーっ!
    セピア
    あっ、待って!

6.大っ嫌いな歌

  • ブラウン
    はぁ・・・・はぁ・・・・。
    ったく、あのゴブリン姉弟
    どこに行っちまったんだ?
    セピア
    もう、せっかく友だちに
    なれそうだったのに・・・・。
    お父さんの話、いけなかったかな?
    ブラウン
    気にするなよセピア。
    セピア
    うん。
    とりあえずあの2人を探しましょう。
    ブラウン
    あの子、コトミヲって言ったっけ?
    キズも少し化膿してたし、
    心配だな・・・・。
    ハルシロ
    どうしたコトミヲ?
    傷が痛むのか?
    コトミヲ
    んーん、だいじょうぶ。
    コトミヲ
    それよりも、ハルシロ。
    今度からお父さんのことは
    他の人には言っちゃダメ。
    ハルシロ
    へ? どうして?
    コトミヲ
    あいつらが悪い人だったら危ないからよ!
    キャンディをくれたからって
    簡単に信じちゃダメ!
    ハルシロ
    コトミヲがそんなに言うなら、分かった。
    今度からは秘密にする!
    コトミヲ
    分かってくれたならいいの。
    早く先に行きましょ。
    コトミヲ
    ・・・・やっぱり傷、
    ちょっと痛くなってきたかも。
    ハルシロ
    ええっ!?
    だ、大丈夫かコトミヲ!
    コトミヲ
    うん。まだ歩けるし、平気!
    歌えば忘れられちゃう程度!
    ハルシロ
    はっ?
    歌一!?
    コトミヲ
    ♪大きな輪になり くるくる踊ろう
    ♪丘の上まで みんなで歩こう
    ハルシロ
    チェッ・・・・。
    まーたその歌かよー。
    コトミヲ
    そんなこと言わないの。
    わたしたちゴブリン一族の
    大事な歌なんだから。
    コトミヲ
    ♪太陽背にして 歌声そろうよ
    ♪ココロに春風 詰めるだけ詰めよう
    ハルシロ
    おれ、大っ嫌いだ、その歌。
    セピア
    待って。
    ブラウン
    ん?
    どうかしたのか?
    セピア
    歌が聞こえる・・・・
    あっちからだわ!
    (セピアが先に行ってしまう)
    ブラウン
    俺たちも行こうぜ!
    (チャボが頷き、ブラウンと共にセピアの後を追う)

7.病気

  • ハルシロ
    (コトミヲが倒れる)
    コトミヲ、やっぱり無理だ。
    ちゃんと怪我を治さないと。
    コトミヲ
    (コトミヲが立ち上がる)
    だいじょうぶだってば・・・・。
    それに治すったって、
    ぼやぼやしてたらあいつらが来るわ。
    ハルシロ
    あいつらって、コトミヲの足を
    治療してくれたヤツらのことだろ?
    そんなに悪いヤツらには見えがかったけど。
    コトミヲ
    あんたって、
    ほんと単純バカよね!?
    ハルシロ
    コトミヲがめんどくさいんだよ。
    『あんじゅうのち』を探すんだろう?
    あいつらの街がそれかもしれないだろ?
    セピア
    (セピア登場)
    あ、仲良しのゴブリンちゃん
    みーつけた!
    コトミヲ
    (ブラウン、チャボも遅れて登場)
    な、仲良しのゴブリンちゃん・・・・?
    ブラウン
    おいコトミヲ。
    さっきのキズ、ちょっと見せてみろ。
    ハルシロ
    あ、おいっ!!
    コトミヲに何をする気だっ!?
    ブラウン
    ん? ・・・・熱もあるじゃないか。
    キズロからばい菌が入ったのかも
    知れない。
    ハルシロ
    熱!?
    ハルシロ
    (ハルシロがコトミヲの熱を測る)
    ほ、ほんとだ!
    ハルシロ
    おいっ!
    コトミヲは病気なのか!?
    ブラウン
    ああ。早く治療をしてあげないと。
    手を貸せ、チャボ!
    (チャボ:頷く)
    コトミヲ
    ま、待って!
    わたしをどうするつもり!?
    ブラウン
    どうするって、
    街に連れて帰って、治療するんだよ。
    とにかく体を休めないと。
    ハルシロ
    コトミヲ、だいじょうぶだ!
    おれも行く!
    セピア
    大丈夫よ、コトミヲ。
    わたしたち、悪い人じゃないわ。
    ハルシロ
    安心しろ、コトミヲ!
    もし万が一悪いやつだったら、
    おれが全員ぶっとばしてやる!
    コトミヲ
    ぶっとばすって・・・・。
    ハルシロ
    もしこいつらが、
    コトミヲにひどいことしたら、
    こいつらの街ごと、おれがぶっ潰す!!
    ブラウン
    ああ、それでいい。
    行こう、チャボ!
    (チャボ:頷く)

8.あの歌を教えて

  • セピア
    (チャボがみんなのところに戻ってくる)
    あっ、チャボ!
    ロビン
    ひとまず
    コトミヲの熱は下がったわ。
    マリーが薬を作ってくれたのよ。
    ブラウン
    まだ熱が下がっただけ
    だけどな。
    セピア
    とりあえず、全快するまで、
    この街にいてもらうことにしたの!
    チャボはどう思う!?
    • 選択肢で「いいと思う」を選択する
      セピア
      (チャボ:頷く)
      ほら!
      チャボもこう言ってる!
      選択肢で「ダメ」を選択する
      セピア
      (チャボ:首を横に振る)
      えっ!?
      全快するまでじゃなくって、
      永遠にこの街にいて欲しい!?
      ブラウン
      あ、そういう意味だったんだ。
      ロビン
      わたしも賛成。
      仲間が増えるのは大歓迎だもの。
  • ハルシロ
    コトミヲ、どうする?
    こう言ってるけど、おれたちを油断させて
    だましてる可能性もあるよな?
    ブラウン
    だます!?
    おまえらゴブリン姉弟をだまして、
    俺たちに何の得があるんだよ。
    セピア
    お兄ちゃんは黙ってて。
    コトミヲ
    あの・・・・。
    ブラウンさん・・・・?
    ブラウン
    呼び捨てでいいよ。
    ブラウンでさ。
    コトミヲ
    ではお言葉に甘えて・・・・
    ねえ、ブラウン。
    みんなの気持ちは、すごくよくわかった。
    ブラウン
    よかった。
    わかってくれたか。
    コトミヲ
    だけど、わたしたちには
    返せるものがありません。
    だから、もう、構わないでください。
    セピア
    何言ってるの?
    怒るよ、コトミヲ!
    コトミヲ
    えっ?
    何って・・・・
    だってわたしたち何も・・・・。
    セピア
    そんなもの、
    いらないに決まってるじゃない!
    コトミヲ
    いらない・・・・?
    セピア
    あのね、だれかが怪我してるの見ると、
    あたしまで痛く感じちゃうでしょう?
    コトミヲ
    はぁ・・・・。
    セピア
    反対に、だれかが笑ってると、
    あたしも楽しくなってきちゃう!
    それだけでいいじゃない!
    コトミヲ
    う、うん・・・・。
    ハルシロ
    おい、おまえら!!
    それ以上コトミヲをいじめたら
    このおれが承知しねえぞ!!
    コトミヲ
    待って、ハルシロ、
    いじめられてないから。
    ブラウン
    どうせ帰る場所なんかないんだろう?
    だったらずっとここにいろよ。
    ハルシロ
    ど、どうする、コトミヲ!
    おれ、こいつら
    ぶっとばしてやってもいいぜ!?
    ブラウン
    熱血がところはおまえもちゃんと
    鬼族の血が流れてるんだな。
    セピア
    あっ、そうだ!
    セピア
    森の中で、歌が聞こえたんだけど、
    あれ、あなたたちでしょう?
    コトミヲ
    えっ?
    歌ってもしかして・・・・
    コトミヲ
    ♪大きな輪になり くるくる踊ろう
    ♪丘の上まで みんなで歩こう
    コトミヲ
    ♪太陽背にして 歌声そろうよ
    ♪ココロに春風 詰めるだけ詰めよう
    セピア
    そう!
    その歌、教えて!
    あたしも歌いたい!
    ロビン
    いいわね、それ。
    わたしにも教えてくれる?
    ブラウン
    これは、ロビンとデュエット
    できるチャンス!?
    よ~し、俺も覚えるぜ!
    コトミヲ
    えっ!?
    ・・・・本当に?
    いい歌だって思ってくれるの?
    セピア
    (チャボ:頷く)
    もちろーん!
    コトミヲ
    あ、ありがとう・・・・。
    みんな、本当に、ありがとう・・・・。
    ハルシロ
    (みんながワイワイ盛り上がるなか、
    ハルシロはひとり背を向ける)

    チッ・・・・。
    まーたこの歌かよ・・・・。
    しょうがねぇなあ。