メインクエスト会話集(第1章)<空から鬼が落ちてきた>
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1.プロローグ
-
- チャボ
- ここはどこだろう?
- チャボ
- ぼくは死んだんだっけ?
- チャボ
- そうだ・・・・
たしかツノが折れて - チャボ
- そしたら身体の力が
どんどん抜けて・・・・ - チャボ
- そんなこと、
もうどうでもいいか・・・・ - チャボ
- なんだかすごく疲れちゃった・・・・
- チャボ
- もうゆっくり休もう・・・・
2.ことのはじまり
-
- マリー
- (チャボが空から落ちてくる)
ほんとだ!
ロビンが言ったとおり、
空から鬼が落ちてきた! - ロビン
- (ロビン、マリーがチャボのもとへ駆け寄ると、チャボが起き上がる)
気が付いたみたい。
大丈夫? - マリー
- ね、ねえ、そんなに近づいて平気?
鬼・・・・しかも、レッドキャップだよ?
凶暴で呪われた・・・・・・・・あれ? - マリー
- この子、ツノが折れてる!
落っこちた時に取れちゃったのかな? - ロビン
- ほかにケガは・・・・ないみたいね。
元から折れていたのかも。 - マリー
- でもさ、鬼って
ツノが折れたらおとなしくなるんでしょ?
だったらもう安心ってこと・・・・だよね? - マリー
- わたしはマリー、フェアリー族よ。
- ロビン
- 私はエルフのロビン。
あなたが現れるのを、ずっと待ってたわ。 - ロビン
- ねえ、名前はなんていうの?
(チャボ:首をかしげる) - ロビン
- もしかして・・・・記憶がないの?
- マリー
- ちょっとちょっと。
せめて名前ぐらい思い出してよ!
(※名前設定画面へ切り替わる) - マリー
- (チャボ:説明する仕草)
良かったー。
ちゃんと素敵な名前があるじゃない。
「エグリア」へようこそ、チャボ! - マリー
- っていっても、今は
このちっちゃな島だけなんだけどね。
でも、あなたのカがあれば・・・・。 - ロビン
- 見て、チャボ。
(ロビンがニーベルエッグを取り出す) - ロビン
- これは「ニーベルエッグ」。
世界が詰まった、魔法の卵。 - マリー
- 卵のくせに、叩いても落としても
ちっとも割れないんだよ。
わたしたちには傷ひとつ付けられないの。 - ロビン
- でも! あなたなら割れるはず。
きっと、封印された世界を取り戻せる。 - ロビン【A】
- お願い、手を貸して!
この卵を割ってみて!
-
選択肢で「はい」を選択する
- ロビン
- (チャボ:頷く)
ありがとう!
(安眠の卵を入手した!)
選択肢で「いいえ」を選択する- ロビン
- (チャボ:首を横に振る)
あなただけが頼りなの!
「はい」って言ってくれるまで
何度だってお願いするわ。
(※【A】の会話に戻る)
-
- マリー
- やったー!
あ、待って待って、
今ここでじゃないの。 - ロビン
- 行きましょう!
案内するわ。
3.はじまりの森
-
- ロビン
- ここは・・・・ヒナワの森!
あの卵に入ってたんだ・・・・。 - マリー
- すごーい!
鬼に封印を解く力があるって
本当だったのね! - ロビン
- なにか、思い出した?
- ロビン
- (チャボ:首を横に振る)
そう・・・・。 - ロビン
- あのね、この世界――エグリアの大地は、
以前、大きな戦争が起きたときに、
バラバラに封印されてしまったの。 - ロビン
- ひとつひとつ、その封印を解いて
もう一度、エグリアを復活させる。
それが、私の使命。 - ロビン
- だから、どうしても
卵を割れる人が必要だったの。
あなたが来てくれて、本当に良かった。 - マリー
- 森が出来たから、木が採れるね!
家が建てられる! - ロビン
- チャボ、
あなたの背負ってる大きな剣で、
あの木を倒せないかな? - -
- チャボたちが木の方向へ視線を向けると、
その木の陰に潜んでいた何者かが逃げ出す - マリー
- チャボ、やってやって!
その剣もきっと、人を傷付けるより
木を切る方が幸せだわ。
(チャボ:頷く)
4.家なんて建てられる?
-
- マリー
- 木が手に入った!
これで家が建てられるよー! - ロビン
- でも・・・・
- ロビン
- 家なんて、私たちに
うまく建てられるかしら?
マリー、できる? - マリー
- つ、作ってみなきゃわからないよ!
失敗したら、また建てればいいでしょ?
だから、もっともっと木を集めよ! - ロビン
- そうね。
じゃあ、木を探しに
もっと森の奥まで行ってみましょう。
(チャボ:頷く)
5.おしゃべりな多肉植物
-
- ロビン
- (地面に植物が埋まっている)
あら?
これ、なにかしら? - マリー
- 柔らかそうな葉っぱ!
食べられるんじゃない? - マリー
- チャボ、抜いてみて!
-
選択肢で「はい」を選択する
- アロエちゃん
- (チャボは頷くと、植物を思いっきり引っこ抜く)
アロエちゃん、ふっかーつ!!
選択肢で「いいえ」を選択する- マリー
- (チャボ:首を横に振る)
ヤダー!
抜いてくれないと先に行かない!
(※再び選択肢へ戻る)
-
- マリー
- 多肉植物がしゃべったー!?
- アロエちゃん
- アナタがアロエを抜いてくれた人ですの?
ありがとうなのです!
感謝してるなのです! - ロビン
- あ・・・・あなたは?
- アロエちゃん
- あ、ご紹介が遅れました。
アロエちゃんと申します。 - マリー
- アロエっていうのね?
よろしく。 - アロエちゃん
- 違うのです!
アロエ「ちゃん」! - マリー
- ああ、「アロエちゃん」
までが名前なのね・・・・。 - アロエちゃん
- 助かったなのです。
アロエ、あのまま一生しがないアロエとして
地面に埋まって暮らす覚悟をしてました。 - ロビン
- ということは、きっと
この森が封印される前から
ここに生えていたのね。 - ロビン
- ねえ、アロエちゃん、
よかったら私たちの街に来て、
一緒に暮らさない? - アロエちゃん
- アナタたちの街ですの?
・・・・その街に行ったとたん
アロエのこと、食べたりしません? - マリー
- しゃべる植物なんて食べないわよ。
- ビッケ
- どわー!!
- ビッケ
- (ビッケ登場)
うまそうなタマネギ見つけたどわーっ!
久しぶりの食い物どわーっ!
(ビッケがアロエちゃんをさらっていく) - マリー
- 誰!? 今の!?
- ロビン
- 他にも封印されていた人がいたみたいね。
追いかけましょう! - マリー
- うん!
早くしないと、
アロエちゃんが食べられちゃう!
6.ドワーフとアロエとブラウニー
-
- マリー
- 見つけたー!
- ロビン
- あなたは誰?
アロエちゃんを放して! - ビッケ
- わしはドワーフ族のピッケどわ。
アロエって、この玉ねぎのことどわ? - アロエちゃん
- 「アロエ」じゃないですの!
「アロエちゃん」ですの!! - ビッケ
- おまえの名前なんか、どうでもいいどわ。
どうせもうすぐ、わしの腹の中どわ。
わし、もう腹ぺこで死にそうどわ・・・・。 - アロエちゃん
- やっぱりアロエは
食べられる運命でしたの・・・・。 - アロエちゃん
- でも・・・・アロエ・・・・
思い残すことはないですの・・・・。
最期に一瞬でも自由に歩けただけで・・・・。 - ロビン
- 待って!
食べ物が多いくらでもあげるから
アロエちゃんを放してあげて。 - ビッケ
- 本当どわか!?
なら、食べ物を見せてみろどわ! - ロビン
- ごめんなさい、今は持ってないの。
私たちの街に来たら
いくらでも食べさせてあげるわ。 - ビッケ
- そんなこと言って、
街に行ったら、
わしのことを食べるんじゃあ・・・・。 - マリー
- さっきも同じような話をしたわね・・・・。
- ブラウン
- ふあーっ、もう、うるさいなあ。
昼寝くらい、
ゆっくりさせてくれよ。
(ブラウン登場) - マリー
- また人がいたーっ!
- ビッケ
- やっぱり、おまえら信用出来んどわ!
食われるのはごめんどわ!
(ビッケがアロエちゃんを連れて逃げ出す。
その衝撃でブラウンが倒れる) - マリー
- あーあ、逃げられちゃった・・・・。
- マリー
- で、あなたは誰?
- ブラウン
- (ブラウンが起き上がり、ロビンの方を向く)
キ、キミは!? - ロビン
- はい?
- ブラウン
- 俺はブラウニー族のブラウン!
まさか、こんな森の中で
運命の人と出逢えるなんて・・・・! - マリー
- 怪しいヤツ・・・・。
- ブラウン
- 失礼ですが、お名前は?
- ロビン
- ええと、エルフのロビンと言います。
- ブラウン
- ロビン! なんて美しいお名前だろう!
しかもエルフ族とは!
お目にかかれて光栄です! - マリー
- わたしの名前は聞かないの?
- ブラウン
- 運命的な出会いの最中に、
ブンブンうるさい君は
蚊か蝿の血を引く一族かな? - マリー
- なにーっ!?
- ロビン
- この子はフェアリー族のマリーよ。
よろしくね、ブラウン。
その帽子で、ブラウニー族ってわかったわ。 - ブラウン
- うれしいなあ!
我が一族のトレードマークをよくご存じで! - マリー
- 調子のいいヤツ・・・・。
- ブラウン
- で、エルフの姫君が
このような森で、なにを? - ロビン
- さっき逃げて行ったドワーフを追っているの。
でも、どこへ向かえばいいのか・・・・。 - ブラウン
- そんなことなら、このブラウンにお任せあれ!
ここはもう庭みたいなものです。
なんせ、ひと月はさまよってますから。 - マリー
- なーんだ、
自分だって迷ってるんじゃん。 - ブラウン
- ま、迷ってんじゃない!
探し物してたんだよ!
勘違いすんな、ハエ娘。 - マリー
- なんだとーっ!
- ロビン
- マリー、落ち着いて。
早くアロエちゃんを助けないと。 - ロビン
- ブラウン、良かったら一緒に
さっきのドワーフを探してくれないかな? - ブラウン
- もちろん!
キミに初めて会った瞬間から、
そのつもりさ! - マリー
- ほんと調子のいいヤツ・・・・。
7.ツノが折れたら
-
- ロビン
- じゃあここからは
手分けして探しましょうか。 - ブラウン
- いや、こんな森で
バラバラになるのは危険だ! - ブラウン
- 万が一、あのおっかない鬼ども・・・・
レッドキャップでも出てきた日にゃあ
たちまち八つ裂きにされちまう! - マリー
- レッドキャップなら、もういるわよ。
- ブラウン
- は?
- ロビン
- 彼は、レッドキャップのチャボ。
(チャボ:頷く) - ブラウン
- 待て待て・・・・正気か!?
レッドキャップがどんなヤツらか
知らないわけじゃないだろ? - マリー
- チャボは他の鬼とは違うの。
ツノも折れてるでしょ?
暴れたりしないわ。 - ブラウン
- あ・・・・本当だ。
でも、迷信じゃないのか?
ツノが折れるとおとなしくなるなんて。 - ロビン
- どうかしら?
もし迷信だったら、私もマリーも、
あなたとは出会えていないでしょうね。 - ブラウン
- うーん・・・・俺の村もレッドキャップには
ずいぶん痛い目にあってるからなあ。
すぐには信じられないな。 - マリー
- あんたがどう思おうが関係ないわ。
チャボはわたしたちにとって
大切な協力者なんだから。 - ブラウン
- ・・・・よし、わかった!
チャボ、
お前今日から俺の舎弟になれ!
-
選択肢で「はい」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:頷く)
よし、お前は今日から俺の兄弟分だ!
ロビンに変な男が近づいてきたら
追い払うんだぞ。
選択肢で「いいえ」を選択する- ブラウン
- (チャボ:首を横に振る)
わははっ! 冗談だよ。
まあ、仲良くやってみようぜ。
-
- ブラウン
- さて、気を取り直して
ドワーフを追いかけるとするか。 - ロビン
- ありがとう、ブラウン。
- ブラウン
- なーに、ついでだよ。
言っただろう?
俺にも探し物があるんだ。
8.腕利きの大工
-
- -
- 逃げようと必死に抵抗するアロエちゃんを
ビッケが制止する - マリー
- いたー!
- ビッケ
- どわっ!?
見つかったどわ! - ブラウン
- (ブラウンが遅れて登場する)
やぁやぁ、我こそはブラウン。
お前さんに恨みはねぇが、
愛する人の為、ここでお縄になってもらうぜ! - マリー
- わたしたち、アロエちゃんが
助かればそれでいいんだけど。 - ブラウン
- っと、その前に・・・・
お前にひとつ聞きたいことがある。 - ブラウン
- 俺の妹・・・・大きな茶色い帽子を被った
女の子を見かけなかったか? - ビッケ
- 茶色い大きな帽子?
んー、見覚えないどわ。 - ブラウン
- その言葉に偽りないなっ!?
まさか食っちまったんじゃ・・・・。 - ビッケ
- わし、そんなに
なんでもかんでも食わんどわ。
オーガじゃあるまいし。 - アロエちゃん
- アロエは、
葉っぱ1枚食べられちゃいましたの! - ビッケ
- ほんとに見てないし食べてないどわ!
ドワーフ、嘘つかない、どわ。 - ロビン
- ビッケって言ったかしら?
街に帰ればいくらでも食べ物はあげるから
アロエちゃんを放してあげて。お願い。 - ビッケ
- でも・・・・食べ物くれても、
わし、家を建てるぐらいしか
できることないどわよ? - マリー
- えっ!?
家を建てられるの!? - ビッケ
- できるよ? ドワーフだもん。
わしの一家は
ドワーフ族でも腕利きの大工どわ。 - マリー
- ちょうど良かった!
わたしたちのおうちを建てて! - ビッケ
- 朝飯前どわ。
わし、家建てるの大好きどわ。 - ロビン
- 助かるわ!
よろしくね、ピッケ。
みんなで街に戻りましょう。 - ブラウン
- (チャボたちが街へ戻ろうとすると、
ブラウンが立ち止まって呟く)
なんだよ、
いいところ見せようと思ったのに
拍子抜けだなあ。 - ブラウン
- まあ、俺も行くところもないし?
ロビンがどーしても来て欲しいって言うなら
一緒に行ってやらないこともないけど? - ロビン
- 今はひとりでも多くの仲間が欲しいの。
あなたも街に来て、ブラウン。 - ブラウン
- 行く行く!
しょうがないなあ ロビンは!
そこまで言われちゃ断れないよな! - ブラウン
- あ、でも、まさか・・・・
- ブラウン
- ・・・・俺のこと食べるつもりじゃないよな?
9.みんなの新しい街
-
- ビッケ
- (ビッケがチャボたちの元へ駆け寄る)
お待たせどわ!
ドワーフで一番と言われた
わしの腕を見るどわ。 - ロビン
- すごい、もう家が建ったの?
- ビッケ
- 腹一杯メシを食わせてもらったお礼どわ。
- -
- 街の中に新しく家が建っている
- ロビン
- あの家には、チャボが住んで。
これからもいっぱい手伝って
もらわないといけないからね。 - マリー
- 異議なーし!
わたしも時々おじゃまするからね。
あんまり汚くしないように!
(チャボ:頷く) - ビッケ
- 家のことから、わしに任せるどわ。
材料と手間賃さえ持って来れば
すぐに建ててやるどわ。 - ロビン
- ありがとうビッケ。
これからみんなの家、よろしくね。
(ビッケが頷いて立ち去る) - ブラウン
- そういえば、ロビン、
この街はなんて名前なんだい? - ロビン
- え、名前!?
そうだよね・・・・えーと・・・・。 - アロエちゃん
- お名前、ありませんの?
- ロビン
- うん、ついさっきまで
世界にこの土地しかなかったから。
私とマリーだけだったし。 - マリー
- これから人も土地も増えるんだもんね。
名前、付けておいたほうがいいかも。 - ロビン
- そうね・・・・うーん・・・・
急に言われると思い浮かばないものね。
なにかいい名前、あるかな?
(※街の名前設定画面へ切り替わる) - ロビン
- (チャボ:説明する仕草)
○○○(※)、ね。
うん、とってもいいと思う!
(※はプレイヤーが設定した街の名前) - マリー
- じゃあ、○○○で決定ー!
みんなで良い街にしようね! - アロエちゃん
- アロエは、葉っぱが生え揃うまで
チャボちゃんの家に
おいてもらうのです。 - ブラウン
- 俺は早いとこ妹を探さないとなあ。
どこにいるのやら。 - ロビン
- 卵を探していれば、
妹さんもきっと見つかるわ。 - ブラウン
- ああ、卵に土地が入ってるんだっけ?
・・・・そういえば俺も持ってたな、卵。
ほらこれ。
(ブラウンが卵を取り出す) - マリー
- それよ、それ! ニーベルエッグ!
持ってたのなら早くよこしなさいよ! - ブラウン
- おいおい、冗談だろう!?
こんなもんにあの森が入ってたって? - ブラウン
- ・・・・そう聞くと、
人にやるのが惜しくなってきたな。 - ロビン
- ブラウン、これ、もらっていい?
- ブラウン
- 当然じゃないか!
キミとボクとは一心同体。
こんな卵いくらでも・・・・ - ロビン
- 嬉しい!
これでまた新しい世界が取り戻せるわ。
ありがとう、ブラウン! - ブラウン
- なあ、ロビン、
このへんてこな卵が見つかることが、
そんなに嬉しいのかい? - ロビン
- もちろん!
そのために私は生まれてきた、
と言ってもいいくらい。 - ブラウン
- そんなに!?
- ブラウン
- キミの笑顔が見られるなら
卵探し、本気で手伝ってやるよ! - ブラウン
- そのうち妹も見つかるだろうし、
チャボと一緒に
世界をこの手で広げてやるぜ! なっ!
-
選択肢で「はい」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:頷く)
やっぱり今日から
お前は俺の弟だ! よろしくな!
選択肢で「いいえ」を選択する- ブラウン
- (チャボ:首を横に振る)
おいおいー、
人が盛り上がってるのに
そういうこと言うなよー。
-
- ロビン
- そうだ、まだチャボにも
この街の案内をしてなかったよね。 - ロビン
- マリー、お願いしてもいい?
- マリー
- オッケー。
- マリー
- じゃあ、チャボ
わたしに付いてきて。
さくっと案内してあげる。