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メインクエスト会話集(第3章)<動き出す災い>

1.新トリオ・ザ・ハルシロ

  • ランダ
    ハルシロー。
    こんな朝っぱらから呼び出して
    どうしたんだーよ?
    ハルシロ
    コホン!
    えー、今日はだな、
    日頃、面倒を見てやってるおまえたちを・・・・
    ハルシロ
    歴史的瞬間に
    立ち会わせてやろうと思って
    呼んでやりましたーっ!
    ダーツ
    「レキシテキシュンカン」っすか?
    あまり興味ないっすけど・・・・。
    ランダ
    「レキシテキシュンカン」って、
    食えるのかー?
    ハルシロ
    食いモンじゃねーよ!
    グダグダ言わずについてこいって。
    絶対に損はさせないから!!
    ダーツ
    マジっすか?
    一緒に行っても、損しねーんすか?
    ハルシロ
    しねーよっ!!
    ランダ
    じゃあ、おいらも一緒に行くー。
    レキシテキシュンカンってヤツに会うの、
    楽しみだーよ。
    ダーツ
    レキシテキシュンカンって、女っすかね?
    もしかして結婚とかできる相手っすか?
    ハルシロ
    ・・・・連れてくメンバーを間違えたかな。
    ハルシロ
    もー、なんでもいいからついて来い!
    ヤローども!!
    ハルシロ、ランダ、ダーツが街の外へ出ていく
    それを見たドラガンは首をかしげる
    ドラガン
    (コトミヲ登場)
    あっ、コトミヲさん!
    おはようございます。
    コトミヲ
    おはよう、ドラガン。
    ねぇ、ハルシロを見かけなかった?
    ドラガン
    ハルシロさんなら
    今さっきすれ違いましたよ。
    ランダさんと、ダーツさんも一緒でした。
    コトミヲ
    そうなの?
    朝ごはんも食べないで
    どこ行っちゃったんだろう・・・・。
    コトミヲ
    (ロビン、チャボ登場)
    あ、おはようロビン!
    ねぇ、ハルシロを見ていない?
    ロビン
    ハルシロならさっき会ったわ。
    太陽の塔に行くって
    言ってたわよ。
    コトミヲ
    太陽の塔?
    どうしてまた、そんなところに・・・・。
    ドラガン
    まさか、
    また太陽を割ろうとか
    思っているんじゃないでしょうね!?
    ロビン
    そんな感じには見えなかったけど・・・・。
    ピクニックにでも行くような、
    楽しそうな感じだったわ。
    ロビン
    「一人前の鬼族の男だってことを
     証明してやるから、見てろよ!」とか、
    すれ違うときに張り切っていたもの。
    ドラガン
    鬼族の男だって証明してやる?
    そういえば最近、ジェゼルさまの人気に
    嫉妬しているようでしたけど・・・・。
    コトミヲ
    なにかまた、
    事件を起こさなければいいけれど・・・・
    なんだかイヤな予感がする。
    ロビン
    前のこともあるし、ちょっと心配ね。
    ねぇ、チャボ。
    ハルシロの様子を見に行ってきてもらえない?
    • 選択肢で「わかった」を選択する
      コトミヲ
      (チャボ:頷く)
      ありがとう、チャボ。
      何か悪いことをしそうになったら
      すぐに止めてね。
      (チャボ:頷く)
      選択肢で「またぼく?」を選択する
      コトミヲ
      (チャボ:首をかしげる)
      いいじゃない。
      それだけ、あなたのことを
      頼りにしているのよ。
  • ドラガン
    ボクも付き合いますよ、チャボさん。
    一緒に行きましょう。
    (チャボ:頷く)
    ロビン
    じゃあ、よろしくね。
    チャボ、ドラガン。
    (チャボ、ドラガンが頷いて
    街の外へ出ていく)
    ジェゼル
    (ジェゼル登場)
    おはよう。
    ロビン、コトミヲ。
    ロビン
    おはよう、ジェゼル。
    ジェゼル
    コトミヲ、
    ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・・。
    コトミヲ
    なに? ジェゼル。
    ジェゼル
    いつも枕元に置いていた
    ボクのバックを知らないかい?
    どこにも見当たらないんだ。
    コトミヲ
    ジェゼルのバッグ?
    わたしは知らないわ。
    ジェゼル
    そうか・・・・
    ロビン
    何か、大切な物が入っていたの?
    ジェゼル
    ああ・・・・。
    でもまぁ、他の人が手にしても
    意味のない物だけど・・・・。
    コトミヲ
    そうなのね、わかった。
    わたしも、一緒に探すわ!
    ジェゼル
    ありがとう。
    そういえば・・・・ハルシロは?
    コトミヲ
    ハルシロったら、
    朝早くから
    太陽の塔に向かったみたいなの。
    ジェゼル
    太陽の塔へ?
    ジェゼル
    まさか、ハルシロが・・・・。

2.懐かしの太陽

  • ダーツ
    ハルシロー。
    おれたちをこんなところに連れて来て、
    一体、何をするつもりっすか?
    ランダ
    もしかしてー
    まーた、太陽を割るつもりなのかー?
    それはもう、だめだーよ。
    ハルシロ
    そんなんじゃないから安心しろ!
    今日は、このハルシロ様の
    スッゲーところを見せてやるから!!
    ダーツ
    スッゲーところっすか?
    別に見たくねーっすけど。
    うぃす。
    ランダ
    ハルシロのスッゲーところー?
    それってうまいのかー?
    ハルシロ
    うまいかどうかは、わかんないけど
    そんな口叩けるのも
    今のうちだぞ。
    ダーツ
    マジっすか?
    今だけっすか?
    ハルシロ
    そうさ! 今だけさ!
    特別におまえたちには、
    その瞬間を見せてやろうと思って。
    ランダ
    そっかー。
    それはそれで一楽しみだーよ。
    ハルシロ
    よーし、
    特等席で見せてやるから、ついてこい!
    もっと高い所へ行くぞー!
    ハルシロたちが奥へ進んだ後、
    チャボ、ドラガンが遅れて到着する
    ドラガン
    懐かしいですね・・・・
    太陽の塔。
    ドラガン
    ココロなしか、
    あのときほどは
    暑くないような気がします。
    (チャボ:頷く)
    ドラガン
    あの時は一体、
    どうなるかと思いましたが、
    雨降って地固まるってやつですかね。
    ドラガン
    振り返ってみると、今はとても平和で、
    平凡ですが、これが幸せなんだなーって、
    感じがしますね。
    ドラガン
    こんな日がいつまでも続くといいですね、
    チャボさん。
    • 選択肢で「そうだね」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:頷く)
      この平和がいつまでも続くよう、
      みんなで守っていきましょう。
      選択肢で「平和だけど、退屈だな・・・・」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:首を横に振る)
      チャボさん・・・・もしかして
      レッドキャップのココロが、
      うずいて来たんじゃあ・・・・
      ドラガン
      チャボさんが退屈しないよう、
      ロビンさんにお仕事たくさん、
      振ってもらいましょうね。
  • ドラガン
    ハルシロさんは、
    この上にいるんでしょうか?
    とりあえず、上の階に行ってみましょう。
    (チャボ:頷く)

3.オトナになったハルシロ

  • ダーツ
    それにしても・・・・
    またこの塔を登る日が来るとは
    思ってなかったっす。
    ハルシロ
    おれもさ。
    でも、あのときとは
    気持ちが全然違うんだ。
    ランダ
    あのときのーハルシロはー
    わがままなー子供だったなー。
    ハルシロ
    昔の話は、もうするなよー!
    今日はオトナになった、
    頼れまくるハルシロ様を見せてやるから!
    ダーツ
    オトナになったハルシロっすか?
    どこかに毛でも
    生えたっすか?
    ハルシロ
    そ、それは、まだだけど・・・・。
    ランダ
    ハルシロー、
    まーだ毛ぇー
    生えてないのーかー?
    ダーツ
    マジっすか?
    まだ子供じゃないっすか?
    うぃす。
    ランダ
    ハルシロー
    まだまだ子供ーだーよー。
    ハルシロ
    うるさーい!
    男は中身なんだ!!
    ハルシロ
    毛なんか生えるよりも、
    もっとオトナになった証を
    見せてやるよ!

4.あれから彼は

  • ドラガン
    それにしても、太陽を割ると言って
    ここを登ったあの日から、
    ハルシロさんも、ずいぶん変わりましたよね。
    • 選択肢で「うん、変わった」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:頷く)
      ハルシロさんも、もう
      ボクたちの街の立派な一員ですからね。
      選択肢で「そう?」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:首をかしげる)
      チャボさんから見たら
      まだまだ子供に見えるのかも
      しれませんね。
      ドラガン
      まぁ、ボクから見ても
      まだまだまだ子供ですけどね!
      選択肢で「お腹へった」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:説明する仕草)
      ・・・・お腹が空いたからって
      ボクを食べないでくださいね。
  • ドラガン
    でも、
    鬼族と、他の種族が
    一緒に暮らす街ができるなんて・・・・
    ドラガン
    ましてやそこに
    ニーベルまでやってくるなんて。
    本当にビックリですよ。
    ドラガン
    この先、何が起きても
    ボクたちの世界を守って行きましょうね!
    チャボさん!!
    • 選択肢で「あたりまえだ」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:頷く)
      さすがチャボさん!
      でも、ボクもがんばります。
      選択肢で「ぼくが守るの?」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:首をかしげる)
      そうですよ!
      何と言ってもチャボさんが
      頼りなんですからね!
      選択肢で「お前が守れ」を選択する
      ドラガン
      (チャボ:片手を差し出して話しかける仕草)
      ムチャ言わないで下さいよ・・・・。
      ピクシー族は、
      戦闘には不向きなんですから。
  • ドラガン
    さて、おしゃべりはこれくらいにして。
    早いところハルシロさんを連れて
    帰りましょうか。
    (チャボ:頷く)

5.高みをめざして

  • ダーツ
    まだ上にのぼるっすか?
    ハルシロ
    んー・・・・。
    もう少し、見晴らしの良いところの方が
    いいかなー。
    ランダ
    そんな高いところでー
    いったい何をするんだーよ?
    ハルシロ
    ふっふっふ、ナイショさ!
    ダーツ
    理由も教えられずー
    連れて来られたー
    おれー
    ハルシロ
    いいから、もう少しのあいだ
    黙ってついてこいよ!
    本当にスッゲーもの、見せてやるから!
    ダーツ
    しょうがないっすね、
    最後まで付き合うっすか。うっす。

6.何のために登るのか

  • ドラガン
    ・・・・ん?
    ハルシロ
    (チャボたちの先でハルシロたちが話し合っている)
    もうすぐだー!
    頑張ってついてこーい!!
    ランダ
    ゼー、ゼー・・・・。
    本当にー・・・・このうえがー・・・・
    ・・・・ゴールなのかー・・・・?
    ダーツ
    何のためにー・・・・
    登るのかー・・・・
    ・・・・・・・・おれー。
    ハルシロ
    ここをのぼりきれば、
    とびっきりのモンが見れるんだから!
    がんばれー!
    ドラガン
    ・・・・どうやらこの先に
    ハルシロさんたちが
    いるみたいですね!
    ドラガン
    なんだか、あとのふたりは、
    バテバテみたいですが・・・・。
    やっぱり鬼族はタフですよね。
    ドラガン
    さぁ、チャボさん!
    もうひと踏ん張り、ボクたちも
    頑張って追いかけましょう。
    (チャボ:頷く)

7.解き放たれる災い

  • ハルシロ
    よーし、
    ここら辺でいいだろー!
    ダーツ
    なかなかー
    限界をーこえた一
    ・・・・おれー。
    ランダ
    ハー・・・・ハー・・・・。
    風がー気持ちいいー・・・・
    ・・・・だーよー。
    ハルシロ
    コホンッ。
    ふたりとも、こんな高いところまで
    ご苦労であった。
    ダーツ
    あ、見るっす。
    あれ、おれたちの街じゃねっすか?
    ランダ
    あーほんとだー。
    ここからだとーちっちゃいなー。
    おーいー、みんなー。
    ハルシロ
    こらーーーっ!!
    ここからが、いいところなんだぞー!
    ちゃんと話を聞けー!!
    ハルシロ
    コホン、では、これから。
    成長したオトナのハルシロ様を
    ご覧いただきたく・・・・。
    ダーツ
    毛も生えてないのに、
    一体、何を見せるっすか?
    ハルシロ
    フッフッフッ・・・・。
    これを見ろっ!
    (ハルシロが卵を取り出す)
    ダーツ
    そいつは、
    ニーベルエッグじゃないっすか?
    ランダ
    さすがに、もう見慣れてきただーよ。
    早くチャボに渡すだーよ。
    ハルシロ
    まてまてまてまて!
    こいつを割れるのは
    チャボだけだと思ってるだろ?
    ランダ
    ・・・・?
    そのとおりだーよー。
    ハルシロ
    フッフッフッフッ・・・・。
    おれも、こいつを割れたらどーする?
    ランダ
    毛も生えてないー
    ハルシロには一無理だーよ。
    ハルシロ
    いつまでも
    おれをガキ扱いするなっ!!
    ダーツ
    つまり・・・・ハルシロも
    ニーベルエッグを解放するカを
    身につけたってことっすか?
    ハルシロ
    そうさ!
    実は今まで、世界を解放できることに
    気がつかなかっただけなんだよ!!
    ダーツ
    マジっすかっ!?
    ・・・・かなり天然っすね。
    うぃす。
    ハルシロ
    うるせーーーっ!!!!
    ハルシロ
    とにかく、
    これから、このハルシロ様が
    初めてニーベルエッグを解放する・・・・
    ハルシロ
    記念すべき、歴史的瞬間だ!
    ランダ
    ハルシロー。大丈夫かー?
    本当にー割れるのかー?
    ハルシロ
    大丈夫・・・・
    オレにも割れるはずなんだ・・・・
    ハルシロ
    目ンたま見開いて、
    よおーーーく見てろよ・・・・。
    ハルシロ
    (ハルシロが卵を掲げる)
    小さな卵に封じ込められし、偉大なる大地よ。
    我がゴブリンのカを借りて、
    今っ、広き世界に解き放たれよっ!
    ニーベルエッグが解き放たれると
    異世界からたくさんのオーガが現われる
    ダーツ
    オッ、オーガっす!
    ニーベルエッグからたくさんの
    オーガが現れたっす!?
    ハルシロ
    そ・・・・そんなっ!?
    ランダ
    ハルシロー!
    あのニーベルエッグー
    どこで手に入れたんだーよー!?
    ハルシロ
    あれは、
    あ、あのニーベルエッグは・・・・
    ジェゼルのバッグに入ってたヤツで・・・・。
    ダーツ
    ジェゼルのものを
    勝手に持って来ちまったっすか!?
    ドラガン
    (ドラガン、チャボがハルシロたちのもとへ駆け巡る)
    ハルシロさん!!
    ランダさん! ダーツさん!
    ドラガン
    あれは・・・・
    あのオーガの群れは!
    いったいどこから現れたんですか!?
    ランダ
    ハルシロが割った
    ニーベルエッグからだーよ!
    ドラガン
    なんですって!?
    ハルシロ
    お、おれも・・・・
    ニーベルエッグを解放するカを持ってるって
    聞いた、から・・・・。
    ハルシロ
    ジェゼルが・・・・ジェゼルが、
    カバンに隠してたニーベルエッグで
    た、試してやろうと思って・・・・
    ハルシロ
    そしたら・・・・
    そしたら・・・・!
    中からあんなにオーガが・・・・!!
    ドラガン
    ・・・・そうだったんですね。
    落ち着いてください、ハルシロさん。
    話は、大体わかりました。
    ドラガン
    とにかく、一刻も早く
    街へ戻りましょう!
    (チャボ、ダーツ、ランダが頷く)

8.全てのカギ

  • セピア
    あんなに大勢のオーガ・・・・
    いったい、どうしたらいいの・・・・!?
    ブラウン
    この街で、まともにオーガと
    戦えそうなヤツなんて
    チャボくらいしかいないぞ・・・・。
    ハルシロ
    おれ・・・・だ・・・・
    おれのせいなんだ・・・・。
    ロビン
    済んだことは、しかたがないわ。
    自分を責めるのは後にしましょう、
    ハルシロ。
    ハルシロ
    でも、
    でも、おれ・・・・!!
    ハルシロ
    うわぁ~~~~ん!!!
    (ハルシロがどこかへ行ってしまう)
    マリー
    ハルシロ!
    セピア
    待ってっ!
    ハルシロッ!
    ブラウン
    待て、セピア。
    今はハルシロよりも、あのオーガたちを、
    どうするかが先だ。
    ロビン
    そうね。
    オーガたちが、この街に攻めて来るのも
    時間の問題だわ・・・・。
    ドラガン
    早くみんなで
    どこかへ逃げましょう!
    マリー
    逃げるって言ったって、
    どこへ逃げるのよ!?
    ドラガン
    そ、それは・・・・。
    セピア
    でも、
    なんでジェゼルの持っていた
    ニーベルエッグからオーガが・・・・?
    セピア
    それに!
    ジェゼルは、どこに行っちゃったの!?
    ロビン
    セピア、全てのカギは
    ジェゼルが握っているはずよ。
    手分けして、ジェゼルを探しましょう。
    ブラウン
    ・・・・そうだな。
    ジェゼルをとっ捕まえて、
    どういうことなのか聞き出さねぇと。
    セピア
    きっと・・・・
    きっと、何か理由があるはずよ。
    ブラウン
    もしかしたら、
    ジェゼルのヤツ・・・・。
    ロビン
    ブラウン、早合点は禁物よ。
    感情に走らないで。
    ブラウン
    ・・・・わかってるよ、ロビン。
    こんな時こそ、冷静にならないとな。
    ロビン
    ドラガン!
    街のみんなにも
    ジェゼルを探すよう、伝えてくれる?
    ドラガン
    わかりました!
    (ドラガン立ち去る)
    セピア
    ジェゼル・・・・
    信じてるから、ジェゼル・・・・。