メインクエスト会話集(第1章)<世界の写し絵>
1.思い描いた人々
-
- ロビン
- チャボ、見て。
お店のお礼にって、ヒルダがくれたの。 - ブラウン
- (ブラウン登場)
今度こそ、セピアのヤツが、
いてくれたらいいんだけどなぁ。 - ロビン
- セピアって・・・・
ブラウンの探してる妹さん? - ブラウン
- 会えば俺を怒ってばかりの
憎ったらしい妹さ。 - ロビン
- 早く見つかるといいわね・・・・。
- ブラウン
- まあ、見つかったら見つかったで、
小うるさいヤツが増えるだけなんだけどな。 - ロビン
- 大丈夫。
セピアちゃんには、きっと会えるわ。 - ロビン
- なんだかこの街、私が友達になりたいなって
思い描いていた人たちばかりが
集まってきている気がするの。 - ブラウン
- ってことは、そのなかに
俺も含まれるってことだよな!? - ロビン
- ふふ、だからね、
セピアちゃんのことも祈ってる。
必ず出会えますようにって。 - ブラウン
- ロビンのロは
ロマンチストのロだな。 - ロビン
- じゃあ、ブラウンのブは?
-
選択肢で「ブレイブのブ!」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
それだーっ!
わかってんじゃないか
チャボ!
選択肢で「ブサイクのブ!」を選択する- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
ひっでーっ!
選択肢で「無礼者のブ!」を選択する- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
俺が無礼者だって!?
これでもかなり遠慮してるんだぜ!?
選択肢で「ブービー賞のブ!」を選択する- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
ブービー賞って!!
下から二番目に送られる賞じゃん!! - ロビン
- 下から二番目・・・・。
ということは、一番下は? - ブラウン
- コイツじゃないか?
- ロビン
- ふふっ、最下位兄弟ね。
-
- ロビン
- 新しい土地の探索は、ふたりに任せるわ。
気を付けて行って来てね。 - ブラウン
- ああ、任せとけって!
行くぜ、チャボ!
(チャボ:頷く)
(遺構の卵を入手した!)
2.空に浮かぶ庭園
-
- ブラウン
- すげーーーっ!!!
宙に浮いてるぞ、なんだここはー!? - ブラウン
- やっぱりロビンも
連れてくれば良かったぜー! - ブラウン
- (二人の背後から何者かが出現する)
あれ・・・・卵から出てきたってことは
もともと世界のどこかにあったんだよな?
こんな場所、聞いたことないぞ。 - -
- チャボが後ろを振り向くと
何者かが慌てて逃げ出す。
それを見たチャボは首をかしげる - ブラウン
- まあ、いいや。
探検してみようぜ、チャボ。
(チャボ:頷く)
3.霧の世界
-
- ブラウン
- 歩くぶんには普通の地面だよなあ。
どうやって浮いてるんだろうな、これ。 - ブラウン
- 落ちたら一巻の終わりだぜ。
景色は最高だけど
ロビンと住むには、危なすぎるかなあ。 - ブラウン
- いや待てよ・・・・こんなあぶなっかしい所だから
ロビンのヤツ、俺にぴったり寄り添って
離れなかったりして・・・・。 - ロサルカ
- あなたたち、
ニーベルの空中庭園になにか用? - ロサルカ
- (ロサルカ登場)
わたしはロサルカ。
占い師であり、予言者であり、
そして、生粋のギャンブラー。 - ブラウン
- フェアリーは
どいつもこいつも面倒臭そうだな・・・・。 - ロサルカ
- なにか言ったかしら?
- ブラウン
- いやいや、俺はブラウン。
こっちはチャボだ。 - ブラウン
- ところでさっき、
ナントカの空中庭園って言ってたな? - ロサルカ
- そう、ここはニーベルたちの憩いの場。
- ブラウン
- ニーベル?
- ロサルカ
- ニーベルとは、霧の世界の住人。
フェアリーでもドワーフでも、ノームでもない。
あなたたちとは世界の違う人たち。 - ブラウン
- 霧の世界?
- ロサルカ
- 死後の世界、とも言われているわ。
つまりここは・・・・ - ロサルカ
- 死者たちの庭園。
- ブラウン
- し・・・・死者!?
- ロサルカ
- うふふ、からかい甲斐があるわね。
おとぎ話を信じちゃうタイプ? - ロサルカ
- あなた、レッドキャップでしょう?
ずいぶんさっぱりした顔をしてるわね。
ツノがないせいかしら。 - ブラウン
- ああ、2本とも折れちまったらしいよ。
だからこんなに
おとなしくなっちゃったんだと。 - ロサルカ
- そう・・・・もう生えてこないといいわね。
鬼のツノは悪意を糧に成長するから。 - ブラウン
- ったく、ちっこいくせに、
この世のことは
なんでも知ってるような口ぶりだなあ。 - ブラウン
- おっと、聞こえちまったか。
- ロサルカ
- あなた・・・・
誰か、大切な人を探してる? - ブラウン
- ・・・・セピアのことか!?
- ロサルカ
- セピアっていうのね。
恋人? いや、家族かしら? - ブラウン
- セピアのこと、わかるのか!?
もっと詳しく教えてくれよ! - ロサルカ
- 大丈夫よ、もうすぐ会えるから。
- ロサルカ
- じゃ、わたしはこれで。
あなたたちの街にも
そのうちお邪魔するわ。
(ロサルカ立ち去る) - ブラウン
- あ、待てよ!
もったいぶりやがって・・・・。 - -
- 二人の背後から何者かが再び現われる。
チャボが後ろを振り向くと
何者かが慌てて逃げ出す。
それを見たチャボは首をかしげる
4.ブラウンの身の上
-
- ブラウン
- あのうさんくさい
フェアリーの言うことが本当なら、
セピアはどこかで生きているんだ。
-
選択肢で「妹とはどうしてはぐれたの?」を選択する
- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
うちはブラウニーの族長の家系でさ。
いつも誰かがそばにいるし、
ああしろこうしろって、窮屈な生活なんだよ。
選択肢で「妹はどんな子だったの?」を選択する- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
誰かれ区別することなく優しい、
とても明るい子だよ。 - ブラウン
- あっ!
でもお前、もしセピアが見つかっても
惚れたりしたら許さないからな!
(※再び選択肢へ)
選択肢で「妹とロビンどっちがかわいい?」を選択する- ブラウン
- (チャボ:説明する仕草)
お前、柄でもねーこと聞くなぁ・・・・
うーん、兄貴という目で見ても
いい勝負じゃないかな。
(※再び選択肢へ)
-
- ブラウン
- 俺はそれが嫌で、家を飛び出したわけだ。
誰にも束縛されない自由な暮らし、
ってやつにあこがれてな。 - ブラウン
- だけど、どうやらその後
セピアのヤツも、
俺を連れ戻すって、家を出たらしい。 - ブラウン
- そしたら、間の悪いことに
オーガが攻めて来ちまっただろ?
大混乱で、会えずじまいってわけだ。 - ブラウン
- (チャボ:首をかしげる)
ああ、オーガっつっても
お前は覚えてないのか。
でかくておっかない化けもんだよ。 - ブラウン
- 突然現れて、手当たり次第ぶっ壊してさ。
まあ、あれに太刀打ちできたのは、
レッドキャップぐらいだったな。 - ブラウン
- もしかすると
お前もヤツらと戦ってたんじゃないか?
想像できないけど。 - ブラウン
- (チャボ:首をかしげる)
ま、こうして新しい土地を探してれば
いつかセピアも出てくるだろうよ。
前向きに行くぜ。
(チャボ:頷く) - -
- 何者かが二人の背後から様子を見ている
5.ピクシーと旅人
-
- ブラウン
- (二人の背後から何者かが現れる)
おい。
振り向かないで聞くんだ。
俺たち、つけられてる。 - ブラウン
- 振り向くなって!
・・・・俺に合わせろ。 - ブラウン
- おーっ、
こっちの景色も素晴らしいなぁ!
(何者かが二人の後を追う) - ブラウン
- やっぱりここに、
ロビンとの愛の巣を作っちまうかなーっ!
(何者かが二人の後を追う) - -
- 二人は急いで柱の陰に隠れると、
何者かが二人を見失ってしまいウロウロする。
そのスキにブラウンが何者かを捕らえる - ブラウン
- つかまえた!
- ブラウン
- 手伝え、チャボ!
逃げられるっ! - ブラウン
- (何者かがブラウンを振りほどく)
あっ!! - -
- チャボは気合を入れて何者かを捕えようとするが、
逃げ出してしまいチャボが勢いよく倒れる - トラヴィス
- ははは!
ピクシーはそう簡単には
つかまらないよ。 - ブラウン
- 誰だ!?
- トラヴィス
- (トラヴィス登場)
僕はトラヴィス、しがない旅人さ。
キミたちは? - ブラウン
- 俺はブラウニーのブラウン。
こいつはツノなしレッドキャップの
チャボだ。 - トラヴィス
- へえ、珍しいこともあるんだね。
レッドキャップが他の種族と群れるなんて。 - ブラウン
- 街に来たらもっといろんなヤツがいるぜ。
アンタも来るか? - トラヴィス
- どうしようかな。
ちなみに、君たちの街に、
犬っぽい男はいるかい? - ブラウン
- んー、
葉っぱっぽいのとか、魚っぽいのはいるけど
犬っぽいのはいないかな。
-
選択肢で「ジャズーのこと?」を選択する
- トラヴィス
- (チャボ:説明する仕草)
そうそう、名前はジャズー。
どこで会ったんだい?
選択肢で「あの詐欺師?」を選択する- トラヴィス
- (チャボ:説明する仕草)
ハハハッ、詐欺師か。
どうやらジャズーを知っているみたいだね。
もしかして、キミも彼にだまされたとか?
-
- ブラウン
- チャボ、そいつって
ピグール平原にいたってヤツだよな? - トラヴィス
- ピグール平原だね。
ありがとう、行ってみるよ。
(トラヴィス立ち去る) - ブラウン
- ジャズーってたしか、
ヒルダとヨルダから
指輪を奪ったヒドいヤツだろ? - ブラウン
- あの色男もきっと
ジャズーに騙されて何か盗られたクチだな。
6.ボクたちのテリトリー
-
- ドラガン
- (二人が先へ進むと、ドラガンが待ち構えている)
とうとうここまで来てしまいましたね! - ブラウン
- あっ!
お前はさっきのコウモリ! - ドラガン
- ボクはピクシーのドラガンです!
- ドラガン
- ここはアナタたち下等な種族が
足を踏み入れてはいけない場所ですよ!
早く立ち去りなさい。 - ブラウン
- 立ち去りなさいって、
俺たちがこの庭園を復活させたんだぞ! - ドラガン
- 関係ありません!
ここはボクたちピクシーと
ニーベルのテリトリーですから。 - ブラウン
- また出て来たな、ニーベル・・・・。
- ドラガン
- 異物はすぐに出て行くのです。
- ブラウン
- おい、お前、
ニーベルについてもう少し聞かせろ。 - ドラガン
- ニーベル・・・・
彼らはこの世界を創った人達。 - ブラウン
- この世界を創った?
・・・・神ってことか? - ブラウン
- (ドラガン立ち去る)
あ、待てこらっ!
7.おとぎばなし
-
- ドラガン
- 下等な種族たちよ、
これを読んで世界創造に関する
ほんの端っこでも勉強しなさい。 - ブラウン
- こいつ、いちいち腹立たしいな。
- ブラウン
- ・・・・・・・・・・・・。
- ドラガン
- どうですか?
興味深いことが書いてあるでしょう。 - ブラウン
- あ、ああ・・・・えーっと
ちょっとクセのある字だなあ・・・・。
かわりに読んでくれよ。 - ドラガン
- アナタ、まさか・・・・
古代文字も読めないんですか!? - ブラウン
- た、たまたま古代文字が読めない呪いに
かかってるだけだよ!
いいから早く読んでくれ。 - ドラガン
- じゃあ、重要なところだけかいつまんで。
- ドラガン
- この庭は生と死の境界
蠢く命の見物台 - ドラガン
- 大地に蒔いた幾多の種は
やがて影を晴らすだろうか - ドラガン
- 今はここから見守ろう
我らの世界の行く末を - ドラガン
- いつか帰るその日まで
- ブラウン
- ・・・・さっぱり意味が分からん。
- ドラガン
- ニーベルたちがエグリアの民を生み出し
その暮らしをここから見守ってる・・・・
ってことです。 - ブラウン
- ニーベルが俺たちを生み出した?
まあ、ようはおとぎ話だな。 - ドラガン
- おとぎ話は、世界の写し絵。
あながち間違った感想でもありませんね。 - ブラウン
- エラそうなこと言ってるけど
お前、ニーベルってのに
会ったことあんのかよ。 - ドラガン
- え、あ、ありますよ!
あるに決まってるじゃないですか。
ポクらピクシーはここの管理人ですよ。 - ブラウン
- ないんだな。
- ドラガン
- アナタ、霧の世界の話は
聞いたことありますか? - ブラウン
- ああ、さっきフェアリーが言ってたな。
死後の世界とか、死者がどうとか・・・・。 - ドラガン
- そう、それです。
- ドラガン
- 言おうか迷ってたんですが
じつはね・・・・ - ドラガン
- さっきからずっと。
アナタの後ろにいるんですよ・・・・
恐ろしい顔をした、ニーベルが・・・・。 - ブラウン
- ええっ!?
(チャボ:後ろを振り向いて首をかしげる) - ドラガン
- ・・・・なんてね。
アナタ、からかい甲斐がありますね。 - ブラウン
- ・・・・・・・・。
8.サラダボウル
-
- ロビン
- そう・・・・ニーベルの空中庭園、ね。
- ブラウン
- ああ、でもどれが真実で、
どれがおとぎ話なんだか、さっぱりだ。 - ブラウン
- あと、うさんくさいフェアリーと
生意気なピクシーがいたよ。 - ロビン
- ピクシー!?
会ってみたいなぁ。 - ドラガン
- こんなところに
街ができていたんですねえ。
(ドラガン登場) - ブラウン
- あ、お前・・・・ドラガン!
俺たちの後を付けて来たな!? - ロビン
- あら、この子がそのピクシーね。
私ロビン、よろしくね。 - ドラガン
- はじめまして、ドラガンです。
趣味と特技は
フワフワ浮いている物を捕まえることです。 - ドラガン
- この街には
いろんな種族が住んでいるのですか? - ロビン
- ええ、みんな仲良く暮らしているわ。
あなたもここに住む? - ドラガン
- えっ!?
いいんですか・・・・? - ロビン
- もちろん。
一緒に街を作りましょう。 - ロサルカ
- (ロサルカ登場)
素敵な話をしてるわね。
わたしも混ぜてもらえる? - ブラウン
- ああ、さっき言ってたフェアリーだよ。
たしか占い師で、予言者で・・・・
それからええっと・・・・ - ロサルカ
- 生粋のギャンブラー、ロサルカよ。
わたしはそうね、
くじ引き屋でも始めようかしら。 - ロビン
- 楽しみだわ、ロサルカ。
どんどん街が賑やかになっていくわね。